本屋大賞
「本屋大賞」とは?
新刊書を販売する本屋の書店員さんの投票だけで選ばれる賞
書店員さんが、実際に本を読んで、お客様にお薦めしたいと思う面白い本に投票をします

受賞作の多くが映像化されてもいます
これまでの受賞作をご紹介します!
歴代本屋大賞受賞作おすすめ紹介
第1回「博士の愛した数式」小川 洋子
[ぼくの記憶は80分しかもたない]博士の背広の袖には、そう書かれた古びたメモが留められていた──
記憶力を失った博士にとって、私は常に“新しい”家政婦。
博士は“初対面”の私に、靴のサイズや誕生日を尋ねた。
数字が博士の言葉だった。
やがて私の10歳の息子が加わり、ぎこちない日々は驚きと歓びに満ちたものに変わった。
あまりに悲しく暖かい、奇跡の愛の物語。
2005年に、寺尾聰さん、深津絵里さん主演で映画化
第2回「夜のピクニック」恩田陸
高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。
それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。
甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて、歩行祭にのぞんだ。
三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために――。
学校生活の思い出や卒業後の夢など語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。
2006年に、多部未華子さん、石田卓也さん主演で映画化
第3回「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」リリー・フランキー
オカン。ボクの一番大切な人。ボクのために自分の人生を生きた人—-。
四歳のときにオトンと別居、筑豊の小さな炭鉱町で、ボクとオカンは一緒に暮らした。
やがてボクは上京し、東京でボロボロの日々。
還暦を過ぎたオカンは、ひとりガンと闘っていた。
「東京でまた一緒に住もうか?」。
ボクが一番恐れていたことが、ぐるぐる近づいて来る—-。
大切な人との記憶、喪失の悲しみを綴った傑作。
2007年に、オダギリジョーさん、樹木希林さん主演で映画化
第4回「一瞬の風になれ」佐藤多佳子
高校の陸上部を舞台とした陸上競技の初心者である神谷伸二が、幼馴染の一ノ瀬連とともに、最速のスプリンターを目指す物語。
爽やかなスポーツ青春小説。
第一部〜第三部まであります。
2007年、内山眞人さんら出演でラジオドラマ化
https://www.nhk.jp/p/rs/X4X6N1XG8Z/episode/re/72LN21MK69/
2008年に、内博貴さん主演でドラマ化
https://www.fujitv.co.jp/b_hp/kaze/
2021年に、富本惣昭さんら出演で舞台化
https://kaze-stage.com/
第5回「ゴールデンスランバー」伊坂幸太郎
衆人環視の中、首相が爆殺された。
そして犯人は俺だと報道されている。
なぜだ? 何が起こっているんだ? 俺はやっていない――。
首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。
暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。
行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。
スリル炸裂超弩級エンタテインメント巨編。
2009年に、堺雅人さん主演で映画化
第6回「告白」湊かなえ
「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」
我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。
語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。
衝撃的なラストを巡り物議を醸した、国民的ベストセラー。
2010年に、松たか子さん主演で映画化
第7回「天地明察」冲方丁
4代将軍家綱の治世、日本独自の暦を作る事業が立ち上がる。
当時の暦は正確さを失いずれが生じ始めていた。
日本文化を変えた大計画を個の成長物語として瑞々しく描く時代小説!
2012年に、岡田准一さん、宮崎あおいさん主演で映画化
第8回「謎解きはディナーのあとで」 東川篤哉
国立署の新米刑事、宝生麗子は世界的に有名な『宝生グループ』のお嬢様。
『風祭モータース』の御曹司である風祭警部の下で、数々の事件に奮闘中だ。
大豪邸に帰ると、地味なパンツスーツからドレスに着替えてディナーを楽しむ麗子だが、難解な事件にぶちあたるたびに、その一部始終を相談する相手は”執事兼運転手”の影山。
「お嬢様の目は節穴でございますか?」
暴言すれすれの毒舌で麗子の推理力のなさを指摘しつつも、影山は鮮やかに謎を解き明かしていく――
2011年に、櫻井翔さん、北川景子さん主演で連続ドラマ化、2013年には同キャストで映画化
第9回「舟を編む」三浦しをん
出版社の営業部員・馬締光也は、言葉への鋭いセンスを買われ、辞書編集部に引き抜かれた。
新しい辞書『大渡海』の完成に向け、彼と編集部の面々の長い長い旅が始まる。
定年間近のベテラン編集者。
日本語研究に人生を捧げる老学者。
辞書作りに情熱を持ち始める同僚たち。
そして馬締がついに出会った運命の女性。
不器用な人々の思いが胸を打つ
2013年に、松田龍平さん、宮崎あおいさん主演で映画化
2016年に、アニメ化
2024年に、池田エライザさん、野田洋次郎さん主演でドラマ化
第10回「海賊とよばれた男」百田尚樹
一九四五年八月十五日、敗戦で全てを失った日本で一人の男が立ち上がる。
男の名は国岡鐡造。
出勤簿もなく、定年もない、異端の石油会社「国岡商店」の店主だ。
一代かけて築き上げた会社資産の殆どを失い、借金を負いつつも、店員の一人も馘首せず、再起を図る。
石油を武器に世界との新たな戦いが始まる。
2016年に、岡田准一さん主演で映画化
第11回「村上海賊の娘」和田竜
時は戦国。乱世にその名を轟かせた海賊衆がいた。
村上海賊――。
瀬戸内海の島々に根を張り、強勢を誇る当主の村上武吉。
彼の剛勇と荒々しさを引き継いだのは、娘の景だった。
海賊働きに明け暮れ、地元では嫁の貰い手のない悍婦で醜女。
この姫が合戦前夜の難波へ向かう時、物語の幕が開く――。
第12回「鹿の王」上橋菜穂子
東乎瑠帝国にとらわれ、岩塩鉱で奴隷となったヴァン。
ところがふしぎな黒犬におそわれ、謎の病気が流行してしまう。
ひとり病気から生き残ったヴァンは、逃げる途中、幼い少女をひろい、ユナと名づけて育てることに。
一方、若き天才医術師ホッサルは、その病気が、伝説の病「黒狼熱」だと考え、治す方法を見つけるため、ヴァンを探そうとするけれど!?
2020年に、アニメ映画化
第13回「羊と鋼の森」宮下奈都
ゆるされている。世界と調和している。
それがどんなに素晴らしいことか。
言葉で伝えきれないなら、音で表せるようになればいい。
高校生の時、偶然ピアノ調律師の板鳥と出会って以来、調律の世界に魅せられた外村。
ピアノを愛する姉妹や先輩、恩師との交流を通じて、成長していく青年の姿を、温かく静謐な筆致で綴った感動作。
2018年に、山﨑賢人さん主演で映画化
第14回「蜜蜂と遠雷」恩田陸
近年その覇者が音楽界の寵児となる芳ヶ江国際ピアノコンクール。
自宅に楽器を持たない少年・風間塵16歳。
かつて天才少女としてデビューしながら突然の母の死以来、弾けなくなった栄伝亜夜20歳。
楽器店勤務のサラリーマン・高島明石28歳。
完璧な技術と音楽性の優勝候補マサル19歳。
天才たちによる、競争という名の自らとの闘い。
その火蓋が切られた。
2019年に、松岡茉優さん、松坂桃李さん主演で映画化
第15回「かがみの狐城」辻村深月
学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。
輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。
そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた――
なぜこの7人が、なぜこの場所に。
すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。
2022年には、アニメ映画化
第16回「そして、バトンは渡された」瀬尾まいこ
幼い頃に母親を亡くし、父とも海外赴任を機に別れ、継母を選んだ優子。
その後も大人の都合に振り回され、高校生の今は二十歳しか離れていない〝父〟と暮らす。
血の繋がらない親の間をリレーされながらも、出逢う家族皆に愛情をいっぱい注がれてきた彼女自身が伴侶を持つとき――。
2021年に、永野芽郁さん主演で映画化
第17回「流浪の月」凪良ゆう
父が亡くなり母に捨てられた更紗。
男子大学生・文についていき2ヶ月と共に生活を共にしたことで、文はロリコンの誘拐犯として逮捕され、更紗は施設へ。
時が流れ、二人は再会する。
愛ではない。けれどそばにいたい。
新しい人間関係への旅立ちを描いた、息をのむ傑作小説。
2022年に、広瀬すずさん、松坂桃李さん主演で映画化
第18回「52ヘルツのクジラたち」町田そのこ
52ヘルツのクジラとは、他のクジラが聞き取れない高い周波数で鳴く世界で一匹だけのクジラ。
何も届かない、何も届けられない。
そのためこの世で一番孤独だと言われている。
自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれる少年。
孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる――。
2024年に、杉咲花さん主演で映画化
第19回「同志少女よ、敵を撃て」逢坂冬馬
ドイツ軍に母を惨殺され、復讐のため赤軍の狙撃兵になることを決意したセラフィマ。
彼女が狙撃訓練学校で出会ったのは、同じ境遇の少女たちだった。
おびただしい死の果てに、彼女が目にした“真の敵”とは?
第20回「汝、星のごとく」凪良ゆう
風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂
ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく
生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた著者が紡ぐ、ひとつではない愛の物語
2026年10月、横浜流星さん、広瀬すずさん主演で映画化予定
第21回「成瀬は天下を取りにいく」宮島未奈
「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」
各界から絶賛の声続々、いまだかつてない青春小説!
中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。
コロナ禍、閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。
さらにはM-1に挑み、実験のため坊主頭にし、二百歳まで生きると堂々宣言。
今日も全力で我が道を突き進む成瀬から、誰もが目を離せない!
話題沸騰、圧巻のデビュー作。
2026年7月に、山下美月さん主演で舞台化が決定
第22回「カフネ」阿部暁子
最愛の弟が急死した。29歳の誕生日を祝ったばかりだった。
姉の野宮薫子は遺志に従い弟の元恋人・小野寺せつなと会うことになる。
無愛想なせつなに憤る薫子だったが、疲労がたたりその場で倒れてしまう。
実は離婚をきっかけに荒んだ生活を送っていた薫子。
家まで送り届けてくれたせつなに振る舞われたのは、それまでの彼女の態度からは想像もしなかったような優しい手料理だった。
久しぶりの温かな食事に身体がほぐれていく。
そんな薫子にせつなは家事代行サービス会社『カフネ』の仕事を手伝わないかと提案する。
第23回「イン・ザ・メガチャーチ」朝井リョウ
沈みゆく列島で、“界隈”は沸騰する――。
あるアイドルグループの運営に参画することになった、家族と離れて暮らす男。
内向的で繊細な気質ゆえ積み重なる心労を癒やしたい大学生。
仲間と楽しく舞台俳優を応援していたが、とある報道で状況が一変する女。
ファンダム経済を仕掛ける側、のめり込む側、かつてのめり込んでいた側――世代も立場も異なる3つの視点から、人の心を動かす“物語”の功罪を炙り出す。
「神がいないこの国で人を操るには、“物語”を使うのが一番いいんですよ」


















