
エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY
- 2012年9月27日〜2019年8月15日に放送されたアメリカのドラマ
- シーズン1〜シーズン7で、完結している
- 主演は、ジョニー・リー・ミラー、ルーシー・リュー
「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」は、個人的ベストドラマ10に入るくらいお気に入りの作品。
事件の謎解きはもちろん、主人公であるホームズ、ワトソンのキャラクターも面白い。
ホームズとワトソンが、互いに過去に大きな傷を抱え不器用ながらも強く生きていて、物語が進むにつれて自分自身と向き合い変化していく姿も見どころ。
2人の相棒としての唯一無二の関係性が好き。
導入
シーズン1の第5話
原題は「Lesser Evils」、邦題は「死の天使」
病院で殺人事件を発見
ホームズが、男性のご遺体にまたがり首を絞める(ご遺体の損傷実験)という、現代だったら(いや13年前だってどうよ?)倫理的に許されなさそうなシーンからスタート😱
どうやら病院の遺体安置所(?)にいるホームズとワトソン。
ここの担当者が、ネットで知り合った養蜂仲間で、許可しているらしい(いやそんな権限あるわけないけど😅)
そこに亡くなったばかりのご遺体が運ばれてくる。
ご遺体を見てすぐに「心臓発作」でしかも不審な点があることを見抜くホームズ。
ホームズは、ご遺体の手を携帯のカメラで撮ると、ワトソンと亡くなった方の病室へと向かう。
部屋から清掃人を追い出すと、ドアにバリケードをして、勝手に立てこもり😅
ホームズは携帯のカメラで撮った写真をワトソンに見せる。

遺体の指にあるこのアザは何だ?

虚血ね、肘の血管収縮による細胞死よ、原因はエピネフリン注射

心停止後に、エピネフリンを注射された場合は?

虚血を起こすはずはない

つまりこれは、殺人事件だ
心臓発作を起こして心停止後、蘇生のためにエピネフリン注射を打ったとしたら、虚血は起こらない。
しかし、亡くなった方は、虚血を起こしている。
つまり、エピネフリン注射で心臓発作を誘発した殺人事件というわけ。
オープニングではヒイたけど、やっぱりホームズ優秀だわー😆
犯人はどうやって逃げたのか
エピネフリンは即効性。
しかし、亡くなった方の心停止のアラームが鳴った時に、病室には誰もいなかった。
犯人は、発作前に一体どうやって逃げたのか?
どうやって逃げる時間を稼いだか?
病室の外から「開けろ!」と言われているのを、完全無視して推理を進めるホームズとワトソン笑
エピネフリンを点滴に注入してポンプの速度を遅くすれば、10分は時間を稼げるというワトソン。
実際に、病室の点滴は速度が遅く設定されていた。
病室のゴミ箱からは、テイクアウトされたコーヒーの空の紙コップが2つ、コーヒーショップのレシートが見つかる。
そこでついにバリケードを壊され、病院のスタッフが入ってくる。
グレッグソン警部が病院にかけつけ事務長に、ホームズについて説明するハメに😮💨
それを横目にホームズは…

くそ、時間が惜しい

警部が来てくれなきゃ、今頃精神科に送られてたわよ😑
ワトソンの元同僚登場
ワトソンは、病院に勤めていた頃の元同僚であるキャリーと1年半ぶりの再会。
2人が疎遠となっていることを察したホームズは、無神経発言連発😱

原因は男か?仕事か?同性愛のもつれか?

…トゥレット症候群ね
尚、トゥレット症候群とは、チックの一種で汚言症(卑猥や罵倒の言葉を不随意に発してしまう)も症状として見られる神経疾患。
現代だったら、疾患名を用いての揶揄や嫌味もコンプラ的にアウトだ😅
医者はやめたと説明するワトソンに、停職処分は数ヶ月だったはずでしょ?と困惑するキャシー。
ワトソンは、医師免許を剥奪されたのではなく、自ら医師をやめたことがわかるシーン。
ホームズ、不本意ながら謝罪w
グレッグソン警部に、事務長室に呼ばれるホームズとワトソン。
「あなたが事務長だな?」と確認するホームズに「“君を訴えるべきだと思っている”事務長だ」と嫌味たっぷりに返す事務長。
もちろんホームズは、スルー笑
事務長の隣に立つ長身の男性は、外科部長のゴールドウィン。
主治医ではないが、オペ前だったので、亡くなった方については、外科部長の責任となるらしい。

お前がここで事務長に謝れば、遺体の検死と病室捜査が可能になる

謝る!?俺が!?殺人事件を見抜いたのに!?
いやそこじゃないのよ笑、立てこもって大騒ぎしたことへの謝罪なんだわ😅
でね、結局ホームズは事務長に謝罪したんだけど(偉い👏)、そのシーンはないの🤣
次のシーンは、もう謝罪した後でホームズが「俺がデスクワーク野郎に謝罪をするなんて」って文句タラタラ言ってる笑
犯人は誰?
コーヒーを差し入れた女性
病室のゴミの中から発見した2つのコーヒーの紙コップ。
その一つに口紅がついていたことから、被害者が亡くなる前にコーヒーを差し入れたであろう女性を探すことに。
(勝手に病室から持ってきた)コーヒーショップのレシートの裏に書かれたデイヴ(電話番号付き🩷)という名の男性に会いに行く。
デイブは、名前と電話番号入りのレシートはたくさんの女性に渡すそう(「数打ってかないと」だって)。
デイブは、レシートの客のことを覚えていた。
ブロンドヘア、胸の谷間、タイトスカート、ヒール、香水。
ジャケットの下に白衣を着ていたから、女医だと思っていた、と。
しかし、医者は、白衣を着て病院の外に出ないし、露出しないし、香水もつけない。
ワトソンは、白衣を着て化粧品や香水を販売するチェーン店があることに気づき、2人が店舗に出向くと、すぐにその女性を見つける。
亡くなった男性は、トレント・ケルティ。
そして、この女性は、トレントの隣人だった。
脳腫瘍で視力を失ったトレントのために、お見舞いに行っては新聞のスポーツ欄を読んであげたりしていたそう。
今朝は9時半過ぎには、病院を出たとのこと。
死亡時刻は10時半であり、彼女は犯人ではない。
そこで、ホームズとワトソンは、トレントの唯一の話し相手は、夜病室に来る医師だったことを知る。
主治医ではなく、痛みを和らげる方法、来るべき時への覚悟などを教えてくれる病院の医師だと。
トレントは、余命2−3ヶ月だったのだ。
ホームズは、朝食のパンケーキを切り分けたのが、彼女ではないことを確認すると、店を後にする。
パンケーキを切り分けたのは誰?
彼女が来る前にパンケーキを切った人物が、彼女が帰った後に再び病室にやってきて、トレントを殺害したとホームズは推理する。
そして、ただの殺人ではなく、もっと大きな事件かもしれない、と。
匂わせるだけ匂わせて、だいじなことを話さないホームズと焦れるワトソン笑

知ってるだろ?俺は確証がもてないと話したくない

話して😒
あっさりワトソンに負けて、喋り出すホームズかわいいわ🤭
犯人は、一定の医学的知識を持っている、夜な夜な医師を名乗ってトレントに会いにきた男であり、子どもサイズに小さくパンケーキを切ってやる。
これは独特な思考回路であり、相手への労りではなく、自分に依存する存在を欲している。
ターゲットは、病気で死期が迫っている患者。安楽死が目的。
だとしたら、犯人は、犯行を繰り返すはず。
被害者は、トレントの前にもいるだろう。そして後にも…。
誰だろう、もうこれまでに登場している人の中にいる?
病院の記録を調査
事務局長のことを嫌いな外科部長をけしかけて、病院の記録をゲットすることに成功したホームズ(とワトソン)。
記録を読んでも、なかなか手がかりを見つけられないホームズに、

私の専門分野よ、聞かせて
と、すっかり探偵助手が板についてきた(?)ワトソン。
この病院では過去に73人が心臓発作で死亡。
薬局のエピネフリンの紛失記録はたったの2件。

救急カートからの方がエピを盗みやすい
ワトソンの助言で、救急カートからの紛失記録(めーっちゃ紛失しとる😅)の日時と死亡者を照らし合わせて、9人に目星をつける。
9人が亡くなった日に出勤していた医療関係者を洗い出す捜査が始まる。
この後、エレベーターでホームズが清掃人と再会。
そう、冒頭ホームズが病室に立てこもった時に無理やり追い出した清掃人ね。
2人きりの空間で「昨日は無茶をしてすまない」と珍しく素直に謝るホームズ。
「いいですよ」と言いながら先に降りる清掃人。
やさしい人だなぁ、なーんて思ってたら、降りる時に、全部のフロアのボタンを押していった🤣
静かに反撃する清掃人、残されるホームズのコント笑
外科部長の聴取
ホームズは、外科部長の聴取。
亡くなった9人のうち3人の担当医だったのが外科部長。
患者の死に無頓着で、手術死亡率が年々上がっている。
去年は実験的治療で失敗率75%を記録、亡くなった2人の患者から訴えられ、病院は数百万ドル支払った。
外科部長は、次に何かがあれば病院から解雇され医師免許停止の可能性もあるという。
恨みから、“死の天使”として今回の事件を起こしたのではないか?
とホームズに聞かれた外科部長は
「私には慈悲心はない、正直患者が苦しむかどうか、そんなことには興味はない」
“死の天使”になるほど患者に関心がなく、アリバイもある外科部長は、容疑者から外される。
研修医の聴取
9人が亡くなった日に、全て勤務していた研修医をベル刑事とホームズで聴取。
「29時間勤務を終えてやっと帰れるんだ」「うちまで1時間運転もしなきゃならない」としんどそう。
何だか、そわそわ?イライラ?してる😣
ベル刑事が、安楽死に共感する芝居をしてみせるが、研修医の反応はいまひとつ。
9人も殺害された可能性があると聞くと、驚いている。
ホームズは、研修医を「時間の無駄だ」と帰す。

帰した理由は?

“死の天使”である可能性は限りなく低い

あんなに緊張していたのに?

聴取される理由が殺人捜査だと知った途端、急にホッとして落ち着いた

挙動不審だったが容疑者ではないってことか
キャリーの患者
病院でワトソンは、キャリーとともに患者のモーガンに会う。
靭帯を切ってしまったモーガンは、キャリーの術前カウンセリングを受ける。
その様子を見ていたワトソンは、モーガンの足の爪に線状出血があることが気にかかる。
「余計なことかもしれないけど」と、キャリーに線状出血のことを知らせ、心内膜炎の危険性を心配する。
モーガンは、キャリーは健康な少女であり、サッカー選手なので線状出血もありうる、心内膜炎の可能性は低いと考えているが、念のため心エコー検査をすることに。
1日の捜査が終わり、ホームズとワトソンで帰宅中、ワトソンの携帯にキャリーから心エコーで問題は見つからなかった、とメールで報告が入る。

自分の見たてが違っていたことが残念か?

まさか

その検査は100%確実な方法か?君が見た時の直感は?

心内膜炎よ

それを貫け、直感が正しいという研究は無数にある
やはり研修医があやしい?
ワトソンと帰宅中のホームズは、病院の駐車場に研修医の車があることに気づく。
彼は、29時間勤務を終えて、家に帰っているはずなのだが…。
まだ病院内にいて、そーっと注射器を一つ取り出す研修医。
あたりをキョロキョロ見回して人がいないことを確認すると、患者のいる病室へ。
そして点滴に手を触れたところで、ホームズ、ワトソン、警備員がやってきて、取り押さえられる。
状況を確認したワトソン。

彼は“死の天使”じゃない。モルヒネを盗もうとしていたんだわ

“死の天使”じゃなく、薬物依存者か
例外の被害者
帰宅後、犯人を見つけらず苛立つホームズ。
ワトソンはあることに気づく。

被害者は皆、末期患者なのに、最後から2番目の被害者・サマンサだけ違う
サマンサは、冠動脈バイパス手術を受けており回復はゆっくりだが、命には別状はなかった。
なぜ“死の天使”は、例外的に彼女を殺害したのか。
研修医の供述
薬物使用で逮捕された研修医は取り調べを受ける。
手術後は、疲労と興奮が同時にきて、モルヒネがないと眠れなかったという。
数ヶ月前に、モルヒネを盗むために、7番目の被害者サッター(肝臓がん末期)病室に入った研修医。
モルヒネを盗むと、すぐに病室のトイレに入ってモルヒネを打った。
トイレから出ようとしたら、誰かが病室に入ってきて、1時間くらい話していったとのこと。
ずっとトイレに隠れていた研修医は、病室から入ってきた者の顔は見ていない。
聞き覚えのない声だったが、病状を説明していたこと、前にも話をしている口ぶりだったことから、医師ではないか、と。
ワトソンとキャリー
ワトソンは、キャリーに会いに行くと、手術前にモーガンのTEE検査をすべきだと意見をする。
エコーでは25%はすり抜けるし、線状出血もあるから、と説明するワトソン。
モーガンは私の患者だ、と語気を強めるキャリー。
ワトソンは「このままだと命に関わると思う」と食い下がるが、「大丈夫、執刀医は私であなたじゃない」とキャリー。
犯人はウクライナ語を話せる?
診療記録を見直していたホームズは、重要な発見をしていた。
5番目の被害者の血管造影の同意書は、署名欄以外を看護師が代筆をしていた。
患者は、ウクライナ生まれで英語が苦手だったのだ。
犯人は被害者との会話を、何度も長時間楽しんでいる。
つまり、犯人はウクライナ語が話せるということだ。
医師の中に、ウクライナ語を話せる者はいなかったが、“元医師”の中にいた。
容疑者・グラ
容疑者として、取調室に呼ばれたのは、元医師のグラ。
ホームズとグレッグソン警部が担当。
えー!なんとあの清掃人だよっ😳!!
清掃カートにウクライナ国旗の色の布を巻きつけていたことから、グラの人事記録を確認したホームズ。
グラは、オレスキー(ウクライナ最高の医学校)卒業、ウクライナでは医師をしていた。
被害者9人の写真を並べて、覚えはあるかを尋ねる。
全員殺害された可能性があることも知らせる。
「覚えてますよ、ほとんどの人が末期だった」
「痛みに憂いている患者にとって、死は救済だ」
あー、これはグラで犯人確定だわ😨
「すみません、まだ呼ばれた理由がわからないのですが」
とすっとぼけーなグラに、
捜索令状をとってグラの自宅を家宅捜索、グラの書いた医療記録メモ(亡くなった9人のね)を押収した、と突きつけるグレッグソン警部。
患者を観察して回復の見込みがない者には、すべきことをして救った、と話すグラ。
最後から2番目の被害者・サマンサには、死期はせまってなかったはずだ、と話すホームズ。
グラは、サマンサは心臓に腫瘍があって死にかけていた!と強く主張。
それを聞いたホームズは、何かが腑に落ちずにモヤモヤ…。
帰宅後、サマンサについて調べる。
モーガンは心内膜炎だったが…
キャシーがワトソンを訪ねてくる。
モーガンはTEE検査の結果、心内膜炎だった、と。
ただし、キャシーは検査を指示していない。
そう、誰かが勝手にカルテに指示を記入していたのだ。
もちろん、勝手にカルテ改ざんしたのはワトソン…
キャシーが帰った後、話を聞いていたホームズが、
「カルテを改ざんし少女を救った、直感は正しかった、お手柄だ」
と声をかける。
「どうも」と決して嬉しそうではないワトソン。
そうよね、キャシーとの信頼関係は完全に壊れたし、カルテ改ざんだってしたかったわけじゃない。
そして、この話を聞いたことで、ホームズは閃いた!
2人はグラに会いに行く。
サマンサが殺害された理由
翌日、外科部長が警察に呼ばれる。
グレッグソン警部だけでなく、ホームズもいることに、嫌そ〜な顔をする外科部長。
ホームズに「あなたは頭脳明晰か?」と聞かれ「人より一歩先を行ってると言われる」と自信満々なお答え。
「頭がいいと落とし穴がある」
「自分と同じくらい同等に頭がいい者がいるということを忘れることがある」
ホームズは意味深なことを言う。

“死の天使”を発見したのは俺が最初じゃなかったんだ
頭のいい誰かが気づいていたのに、黙っていた。
頭がいいだけじゃない、医学知識があり、執刀した患者の急死を気にする人物。
つまり、ホームズ、外科部長ってことね笑?
外科部長は、「俺はグラの企みなんて、まるで知らなかったよ」と、否定。
遺体安置所の記録によると、外科部長は、最初の2人を調べに遺体安置所に行っていた。
そこで、殺人であることがわかっていたはず、とホームズが指摘。
優秀な外科部長は、小さな虚血に気づくはずだと。
だが、同じ頃外科部長はまた手術ミスをした。
サマンサのバイパス手術で、体内に鉗子を置き忘れたのだ(おいおい😅)。
サマンサは必然的に合併症を起こし容体悪化。
鉗子を取り出せば済む話だが、ミスがばれれば外科部長は解雇、医師生命の危うい。
そこで、サマンサを心臓腫瘍で末期状態にある患者に仕立て上げたのだ。
“死の天使”のターゲットになるように。
最悪、最悪、外科部長ーーーー😡!
サマンサの遺体を掘り起こし、体内から鉗子が発見された。
そして“死の天使”であるグラは、被害者たちの主治医が書いたカルテを写真で撮影して保管していた。
それにより、外科部長の犯行が証明され、逮捕された。
ワトソン過去と決別
自宅で、外科部長が逮捕された報道ニュースの録画を見ているホームズとワトソン。
巻き戻して、外科部長がパトカーに乗せられるところで、一時停止させるホームズ。

この瞬間が好きなんだ。落とした肩、青ざめた顔、甲羅に首を引っ込める亀のようだ…
コワいわ笑!

今回もお見事。私は疲れたから寝るわ

昔の君を垣間見られてよかったよ、優秀だったようだな、医者として

それなりにね、昔の話よ
寝室で、キャシーと一緒に医者をしていた頃の写真をタブレットで見ているワトソン。
みんなイキイキといい表情で働いている。
そして、迷いつつも、その写真を全て削除するのだった。
ワトソンの過去にも触れられた第5話。
こういうエピソードによって人物に奥行きが出ていくんだよね。
結果人を助けたとはいえ、一線を超えてカルテ改ざんしちゃったし、友人との関係も壊したし、そんな自分を許せなかったのかな😭
ホームズは「医師に戻る日もくるかも」って言ってたけど、ワトソンはむしろ「医師に戻ることはもうない」と決意した、それが今回の事件だったよね。
ウクライナで優秀な医師だったグラが、どういう経緯で今、アメリカの病院で清掃員をしているんだろう。
おそらく想像できないようなことの果てに“死の天使”になったのではなかろうか。
“死の天使”だけでなく、それを利用してた外科部長が最後クローズアップされたのが、ちょっと意外だった。
だって、あういういかにも鼻につく頭いい自画自賛キャラって、端役のまま終わりがちじゃん笑