【2023年下半期】佐久間宣行オールナイトニッポン0おすすめエンタメまとめ

ドラマ

   

エンタメにめちゃくちゃ詳しい佐久間Pのラジオ「佐久間宣行のオールナイトニッポン0」

2023年下半期にラジオ内で紹介されたおすすめエンタメのまとめです

   

   

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2023年下半期おすすめエンタメ

  

漫画「氷の城壁」

縦読み漫画で連載してて、もう完結してて。人と接するのが苦手で、他人との間に壁を作っている高校生の女の子を中心としたストーリー。内省というか心のモヤモヤと向き合っていくみたいな話で、素晴らしい漫画。この度、横(読み)に作り直して単行本化。オススメです。

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吉住 単独公演「ティーカップを、2つ」


吉住第6回単独公演「ティーカップを、2つ」

    

配信で観たんですけど、今年No.1クラスの面白さでしたね。エグいくらい面白い。構成もミステリーみたいでラストでガツっと驚きの回収されるんですけど。1個ずつのコントがすごくて。最初のフリから1個目のネタバレをする時の芝居だけでドカンとウケる。笑いとり続けて最後構成がキレイっていう。作家陣とかとあれ観た?って話し合うみたいな感じになってるんで。すごいおすすめですね。

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映画「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」

アクションのアイディアが圧倒的。予告で観たバイクのアクションは、あれがアクションの始まりだったりするんで、そっから過去一番クラスのアクションがつるべうちなんですよね。ストーリーは単純明快で、逆に言うとふわっとしてるんだけど笑

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Aマッソ単独ライブ「ヘンリー・ヒャッハーの帽子はどこだ?」

コントと漫才両方やるんだけど、ボケとツッコミどっちも入れ替わってるし、コントの目線とかくだらなさも相変わらずの切れ味だったんだけど。今回漫才が面白くって。ワンダーがあるなってワクワクしちゃった。まだ新しいの切り出すの面白いなって。

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映画「シャザム!〜神々の怒り〜」

とっくに公開も終わって、正直あんまり当たってなかったのかな。俺も観れてなくて。DVDや配信で観られるようになってから、ようやく観たのよ。そしたら面白くて。触れなかったのがもったいないなーと思ったから。おすすめです。そういうの多いんだよね。

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映画「バービー」

素晴らしかったです。ライアン・ゴズリングがとにかく大好きな俳優なんですけど、コメディの時のライアンはえげつない。マーゴット・ロビーが、自分でプロデュースして、監督グレタ・ガーウィグにオファーして、主演で立ってるのもすごいなと思いましたね。ビジュアルも音楽もとても楽しくて、映画としてポップアートとしても完璧な上で、突き進むテーマっていうのが、途中男性の俺からすると居心地が悪くてコケにしすぎだろって思うところもあるが、それはここまで優れたコメディっていうのは現実の反転だし、バービーの中のケンの男性性っていうのは現実世界の中での女性の反転だから、完全にわかってるかどうか自信はないけど、それでも面白かったからおすすめ。

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ミュージカル「ムーラン・ルージュ!」

ちょっとびっくりするくらいのセットだったんですよ。チケット代も今まで俺が買ったミュージカルの中で一番高かった。あと映画のムーランルージュ観るとわかると思うんですけど、ファットボーイ・スリムの曲、M-1の出囃子の。あれが聞きたくて行ったんだけど、あれはすごかったですよ。どっかで円盤になるかもしれないので、よかったってことだけ覚えておいて下さい。

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映画「ジョン・ウィック:コンセクエンス」

ありとあらゆる形でアクションを楽しませてくれる。砂漠、大阪のホテル、with真田広之、刀との闘い、忍者みたいのも出てくるし。カーチェイスでガンガン人が跳ねられていった後、跳ねられながらアクションするんだよ笑?

ルールがおかしくて、加工してる設定のスーツがとにかく無敵なのよ。武装したヤツよりスーツ着てるヤツの方が強いの笑。あと力士はどんな武器も大丈夫なの笑。

いや、コメディじゃないです笑!本当にすごいアクションです!とにかく歴史変えてきたアクションの堂々の完結編。文句なし。2時間40分全然飽きない。

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Disney+「ムービング」

全20話の韓国ドラマ。序盤はベタなラブコメっぽい展開で。それが急に殺人者がおじさんを狙うドラマが始まるのね。それが並行してるのが徐々に超能力ものになってくのよ。

学校の中の主人公とヒロインが、自分たちが能力あるのをカミングアウトし合うぐらいから、子どもたちと親とのドラマが嚙み合ってきて、最終的には全部完璧なストーリーになって、ラスト3話とんでもないバトルが繰り広げられる。なのに全てのキャラクターにちゃんとドラマを用意してくれるっていう。今年一番かもしれない。おすすめです。

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映画「イコライザー THE FINAL」

面白かったです。デンゼル・ワシントンの必殺仕事人シリーズというか。元特殊工作員というデンゼル・ワシントン演じるマッコールが世のため人のために立ち上がる。今回の舞台はイタリアで、イコライザーVSゴッドファーザー的な感じなんですよ。とにかく、マッコールが強すぎるので全く不安はないです。逆に怖い、強すぎてホラーなのよ笑

3作目ですが、何だったらFAINALから観ても大丈夫。結構な名作です。

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音楽劇「浅草キッド」

林遣都さんと山本耕史さんが主演で、作・演出が福原充則さん。福原さんは僕が大好きな戯曲家で演出家なんですけど、人間の哀しさ、くだらなさ、かっこよさを描くのは天下一品。

武さんの出世物語というよりは、武さんを主役にしながら、浅草のままならない人たちを描いていくから、最後浅草キッドがめちゃくちゃ響く。絶品でした。

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漫画「きのう何食べた?」22巻

22巻はですね、遂によく出てきたゲイのカップルの結婚式なのね。そこでの主人公の悟朗さん(て言ってたけどシロさんのことかな)のスピーチがとても素晴らしくてですね。読んでて泣いちゃったくらい。

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ダウ90000単独ライブ「20000」

140分あるというですね笑

ポップ楽曲でデビューしたバンドが、すげーブルージーなセカンドアルバム出した、みたいな。1個1個のネタがパンチラインとかキャッチーなものじゃなくてずっといい、台詞と芝居でずっと面白い、みたいな。あと悪意もブレンドしてつくっている意欲作。

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アマプラアニメ「長ぐつをはいたネコと9つの命」


長ぐつをはいたネコと9つの命 (吹替版)

          

めちゃくちゃよかった。今年一番いいアニメーションかもしれないってくらいよかった。

開始数分のバトルからビンビンの映像表現でね、おすすめです。

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「ドキュメント20min. ニッポンおもひで探訪 〜北信濃 神々が集う里で〜」

NHKの20分の実験枠みたいな、若手がやるみたいなところでポンと流れて。

番組説明には『どうか旅の最後までお付き合い下さい』て書いてある。俺もこのくらいの説明しかしません。何もこれ以上の情報を入れないまま観て下さい。俺は「素晴らしい、ほぉ」って思いましたね。

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映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」

鬼太郎が誕生するまでの話だから、鬼太郎自体はそんなに出てくるわけじゃない。独立した物語になってる。だからアニメシリーズを観てる必要は全くないつくりになってる。

ダークなんすよ、めちゃくちゃ。子どもがギリギリ観られるくらい。PG12にしてるから。横溝正史的な世界観の中でおどろおどろしさとか、展開の面白さとか、人間とか戦争の愚かさとか、妖怪の哀しさとかあった上に、ミステリーとしてもめちゃくちゃ面白くて、最後愛と感動までくるから、情緒振り回されすぎて。

劇場みんな泣いてたしね、傑作の部類に入るんじゃないかなって思った。

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漫画「遠い日の陽」

読み切りで不思議な風合いで面白かったですね。

10代の子が自分の子どもの若い頃の写真をメルカリ的なもので買う、今はもう30何歳の人が自分の子どもの頃の写真を売ってて、それを買ったところから始まる短編。

他人の人生と自分の人生が交錯していって、社会情勢と相まって、漫画でしか描けないね、すごくおすすめです。

佐久間宣行ANN0

映画「市子」

戸田彬弘監督が脚本を書き下ろして、主演に杉咲花さんを迎えた。3年間、一緒に暮らした恋人にプロポーズされた次の日に市子が突然姿を消すんですよ。恋人が探しに行くと、警察から川辺市子は存在しないと告げられるところから始まる。

市子っていう女性の何があったのかっていうのと生き様みたいのがどんどんわかっていくミステリー仕立ての映画なんですけど。これね、本当に面白くて悲しい話。杉崎花さんの演技がすごくて。

実は俺、監督と仕事をしたことがあって。smash.の中でドラマを作ったことがあるのね、それが戸田監督で「彼の全てを知りたかった」。YouTubeにあるんで見て欲しいんですけど。めちゃくちゃ面白いんですよ。

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コメントで出てきた「彼の全てを知りたかった」がこちら

縦型が特徴なのでスマホでみると丁度いいコンテンツです

ドラマ「あれからどうした」

ちょうど今(2023.12.27)NHKでやってるんだけど、すごい変わってるドラマで。

音声が嘘で映像が本当っていうのを組み合わせているドラマなのよ。人間の本音と建前が交錯していく実験的なドラマ。

NHKプラスでも観られるしオススメです。

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