エンタメに詳しい佐久間プロデューサーのラジオ「佐久間宣行のオールナイトニッポン0」
2025年下半期にラジオ内で紹介されたおすすめエンタメをまとめました
※随時更新中
2025年下半期おすすめエンタメ
- 2025.7.2
映画「夏の砂の上」 - 2025.7.9
映画「罪人たち」 - 2025.7.16
映画「ラブ・イン・ザ・ビッグシティ」 - 2025.7.23
映画「スーパーマン」 - 2025.7.30
ドラマ「ちはやふる めぐり」 - 2025.8.6
漫画「壇蜜」 - 2025.8.13
アニメ「銀河特急ミルキーサブウェイ」 - 2025.8.20
映画「バレリーナ:The World of John Wick」 - 2025.9.3
バラエティ「デスキスゲーム いいキスしないと死んじゃうドラマ」 - 2025.9.17
映画「8番出口」 - 2025.9.24
映画「木曜殺人クラブ」(Netflix) - 2025.10.1
映画「チェンソーマン レゼ篇」 - 2025.10.8
ドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」 - 2025.10.15
映画「ワン・バトル・アフター・アナザー」 - 2025.10.29
映画「爆弾」 - 2025.11.5
映画「ハウス・オブ・ダイナマイト」(Netflix) - 2025.11.12
映画「プレデター:バッドランド」
映画「旅と日々」 - 2025.11.19
映画「羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来」 - 2025.11.26
ドラマ「プルリブス」(AppleTV) - 2025.12.3
ドラマ「イクサガミ」(Netflix)
映画「夏の砂の上」
「夏の砂の上」は、7月4日に公開するんですけど、『玉田企画」の玉田真也監督がメガホンを取って、オダギリジョーさんが主演と共同プロデューサーを務めた映画で。「美しい夏キリシマ」の脚本で知られる松田正隆さんによる傑作戯曲を映画化したもので。舞台版も見たんですけど、すごいよかったです。
愛を失った男と、愛を見限った女と、愛を知らない少女が、長崎の町でそれぞれの痛みと向き合いながら、小さな希望を見出していく、ってので。人生のままならなさが描かれている芯の部分は変わらないんですけど、映画は長崎の町の高低差と時間にヒューチャーした作品になっていて、登場人物がそれぞれの「人生に折り合いをつけていく過程がしっかり描かれていて、すごかったですね。
結構説明が少ない映画なんですけど、役者の皆さんの演技力が情報量が多すぎて、こういうことがあったんだなって見ていける。オダギリジョーさん、松たか子さん、満島ひかりさん、髙石ひかりさん、森山直太朗さん、光石研さんと。
髙石ひかりさん、朝ドラにも決まっているけど、この映画オーディションなんだって。その時無名で、オーディションに来て一発でこの人ですねってなったって。後は森山直太朗さんが、他業種からの役者としては異常な上手さ。
2025.7.2「佐久間宣行ANN0」
映画「罪人たち」
監督が若き天才・ライアン・クーグラーで、出演がマイケル・B・ジョーダン、ヘイリー・スタインフェルドなど、なんですが、1930年代のアメリカ南部の田舎町で、双子の兄弟のスモークとスタックが、一攫千金の夢を賭けた商売、当時は禁じられていた酒や音楽を振る舞うダンスホールっていうのを開くんだけど、そこで黒人たちで盛り上がっているところに、ある招かざる客が現れるっていうようなヤツで。説明が難しいんだけど。
オリジナル作品としては、この10年で最大のオープニング成績だったの、アメリカで。全米ランキング2週連続1位ってのもあって。日本では公開館数が少ないんですよ。元々公開しない予定が、アメリカであまりにも当たったからやってくれたんだけど。
超絶面白いです!俺の個人的には。脳天痺れるくらい面白くって笑っちゃった。その後、あんまりないんだけど、大根監督に「やばくないですか?」って言ったら大根さんも「どこで観た?俺品川のIMAXなんだけどさ」「池袋のレーザーGTで観たいから来週観に行こうぜ!」って盛り上がるくらい。
何がすごいって、俺らってタランティーノ世代ではあるじゃん。途中からジャンルが変わったりする、あの面白さがあるんだけど、あれのもっと上品で教養ある版みたいな感じの。ゆったりと始まる会話劇から、最高の中盤、音楽ライブシーンが最高なのよ、マジで、劇場で観てほしいのは音がとにかくよくて。そっからホラーになってくの。って言っても激怖くない。俺でも観れるくらいだから。
ブルースって音楽を軸にしながら、白人からの差別や搾取っていう重たいテーマを扱ってるのに、見事にエンタメになる。ワンカットの中盤のライブシーンだけで、観る価値はある。その後に、音楽、歴史、ホラー、青春映画、みたいな。前情報はこのくらいにしといて、映画館で観てもらえると存分に楽しめると思う!
2025.7.9「佐久間宣行ANN0」
映画「ラブ・イン・ザ・ビッグシティ」
周囲から非難されることも多いけど自由奔放なジェヒっていう女性と、ゲイであることを隠して生きるフンスっていう全く正反対の二人が、互いの違いを認め合って、大都会で生き抜くために2人でルームシェアするんだが、2人のいい関係が、それぞれ社会の道になっていくと、特にジェヒの方がどんどん普通の人になっていく、変わっていくのに、フンスの友情が試されていくっていう、10年間くらいを追うドラマで。
非常に素晴らしかったですね。単純に友情の物語としてすごく好きでした。LGBTQを扱ったものとしては、もっと社会問題に切り込んでくれよっていう意見もあるかもしれないけど、今を生きる人の友情っていう意味で最近観た中でもグッときましたね。特に最後のシーンが良かった。
2025.7.16「佐久間宣行ANN0」
映画「スーパーマン」
人類を守るスーパーマンは、普段はクラーク・ケントとして新聞記者をやっていて、正体を隠している中でのことなんだけど。
12年ぶりくらいのリスタートなのかな?今までのスーパーマンはだいたいオリジンからやってたよね。スーパーマンになるまでとかだったけど、今回はもうヒーロー活動を始めて3~5年くらい経ってて、もうスーパーマンだと認識されているところから始まるんですよね。だからそこはちょっと違うし、他のヒーローとかが出てくるのも違う。
とてもおもしろかったです。明るくてポップでなのに一番人間臭くて情けない。いろんなキャラが出てきて楽しんだけど、今まで一番深刻かもしれない。それは多分世界情勢を映しているのもあるし、なんかこう、人の良さとはってところ、ちゃんと突き詰めている映画でもあるから、ジェームス・ガンらしさもありながら、スーパーマンていう巨大なヒーローと、今の世界情勢に対して出来る限りの向き合いをちゃんとしてて、かっこいいし、感動したって感じですね。
2025.7.23「佐久間宣行ANN0」
ドラマ「ちはやふる めぐり」
「ちはやふる めぐり」は、まだ3話しかやってないんで、この後はわかんないんですけど、俺は1話を観てすごい好きだったんです。
映画の「ちはやふる」は広瀬すずさんが主役だったじゃないですか。キラキラする千早が引っ張っていくような話。今回の続編て、世界観つながってるの。リメイクじゃないの。その中にいた上白石萌音さんが演じていた奏っていうちょっと地味だった役の人が先生になって、千早とは違う太陽と月っていうような。今回の主人公が、何もできないなと思っている人で、要は主人公っぽくないのよ。主人公っぽい千早の役がライバル校にいて、千早の愛弟子で。そっちが主人公っぽくて。
今回の主人公はちょっと月というか、自分には何もできないってところから配置する考え抜かれた1話。1話の構成がすごくよくて。あと前作の有名なキャストも配してはいるが、ちゃんと若いキャストでやってる日テレのゴールデンのドラマなのに。俺の知らない若い俳優さんがメインで出ているから、その人が伸びていくのも同時に楽しめるから、おすすめ。
2025.7.30「佐久間宣行ANN0」
漫画「壇蜜」
清野とおるさんの漫画なんですけど、壇蜜さんと結婚するまで、そしてそれからの観察日記的なね、妻の壇蜜さんの。まあ。1話がまず面白いんですよね。1話無料公開されてるんでちょっと話していいと思っているんですけど。
今までは清野さんがプロポーズしたみたいのが定説になってたんですけど、実際は違ってて、初めてロケをした日に、壇蜜さんが清野さんに「私と結婚してください」って言ったっていうところから始まるお2人の結婚するまでからと、してからの話。
なんかね、もうすごいよかったですね。壇蜜さんも清野さんとご結婚されたのがなんとなくわかる。2人の空気もそうだけど、清野さん「共感百景」とか色々出ていただいたりしたことがあるんですよ。面白い方なんで。幸せで何よりって親族みたいな気持ち。
2025.8.6「佐久間宣行ANN0」
アニメ「銀河特急ミルキーサブウェイ」
強化人間のチハルとサイボーグのマキナとか、個性的なメンバーが惑星間走行列車ミルキーサブウェイの清掃を課せられ、大きな事件に巻き込まれていくみたいな。
監督、脚本、キャラクターデザイン、アニメーション制作、音響監督まで一人でやってるので。亀山陽平さんっていう天才がいるんだけど、その人のテレビシリーズ1話3分くらいで、これ全部YouTubeで多言語配信しているから、いつでも観られます。
元々この亀山さんが、大学時代かなんかの卒業制作でつくったやつが賞を獲りまくった。で、その後、白組だっけな、映画とかつくって、結局今フリーなのかな。個人でつくってるアニメなんだけど。
1話3分から3分半で、楽しくて、かっこよくて、小気味いい会話、スピードとリズムで音ハメされてて、全部が気持ちよくて、あっという間に観終わる。何度も観ちゃう。
とにかく1話観てくれれば、なるほどねって。合う人合わない人いると思うけど。一人でつくってるの、マジで?って思っちゃう。令和になると一人でつくれる天才がガンガン出てきますね。
2025.8.13「佐久間宣行ANN0」
映画「バレリーナ:The World of John Wick」
バラエティ「デスキスゲーム いいキスしないと死んじゃうドラマ」
「デスキスゲーム」は、来週の火曜日配信なんですけど。劇団ひとり、さらば森田、ぐんぴぃ、錦鯉渡辺さん、マヂラブ野田さん、ニューヨーク嶋佐の6人が、安いキスをしたら死ぬっているアドリブドラマに巻き込まれていくんですけど。
今、プロミーション上のカラクリというわけではないんですけど、とにかくセクシーなバカ企画みたいなところを前面に出してるんですよ。でも観たらすぐあれ?って思ってもらえると思うんで。
ここまでいくの?っていうようなことに辿りつくと思う。ぜひね、皆さん、軽い気持ちで観ながら、一気に最後まで観てほしいなって思います。
2025.9.3「佐久間宣行ANN0」
映画「8番出口」
本当にね、すごくデザインされて美しい映画でした。ゲームのエッセンスと楽しみ方はちゃんとできながら、計算され尽くした設計構成。
だってゲーム自体はさ、地下鉄でミニマルな世界で異変があったら戻るってだけだからね。異変があるってことを、見る、見ない、見逃さないっていることがゲームシステムなのに、それがちゃんとテーマに落とし込まれているんだよ。見て見ぬふりするかどうか、とか。
川村さんと制作集団5月の皆さんが素晴らしいなぁと思ったのと、あとやっぱ二宮さんがね。昨日、伊集院さんとテレ東批評の収録で盛り上がったんだけど、二宮さんの芝居が本当すげぇなっていう。だって一人だぜ?情報量が出し入れ自在なんだよな。無の時も100%の時も瞬時にあって。それがこのゲームの映画化にも、ぴったりだなという風に思いました。
2025.9.17「佐久間宣行ANN0」
映画「木曜殺人クラブ」(Netflix)
世界各国でベストセラーとなった小説の映像化なんですけど、高齢者用高級施設で暮らしている事件の推理を趣味とするシニア世代の4人が、実際に施設の中で起きた殺人事件の犯人探しに巻き込まれる姿をユーモラスに描いたミステリー。
4人のキャラクターもいいし、上質かっこよくて、先も気になってそれが楽しいっていう。ミステリーとしてだけじゃなくて、名優たちがおじいちゃん、おばあちゃんを演じていて、どのキャラクターも好きになるし、ドラマに深みがある。
謎解きとストーリーがサクサク進むんだけどフェアなのよ。ちゃんとストーリーん中で謎が「なるほどね」ってわかる。すごくよかったです。シリーズ化してほしい。
2025.9.24「佐久間宣行ANN0」
映画「チェンソーマン レゼ篇」
100分の映画として大満足の構成。デンジとレゼの恋物語が、なんか恋愛映画の感覚があったなぁ。岩井俊二の映画観てるみたい。台湾映画の「藍色夏恋」とか観てるような感じがあって。それは多分、音楽が入って更にエモさが増したからだと思うんだけど。
もうほんと上田麗奈さんの無双ぶりがすごいですよ。レゼの声をしていらっしゃる。
フリオチがすごいんだよな。恋があって、爆発があって。モリモリのバトルっていうので。爆発でのバトルもさ、なんか恋に見えてきちゃうっていうような構成になってて。バトルがすごければすごいほど、切なさが残るっていう。
恋と暴力っていう、紛れもない青春映画になってて、100分の構成として本当に素晴らしいなと思いましたね。
2025.10.1「佐久間宣行ANN0」
ドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」

僕達はまだその星の校則を知らない
7月クールのドラマなんですよ。今更Netflixで見始めて。この間、新幹線の移動中に観て、じんわり涙を流して、ちょっとハマってしまって。いいです。ホントに。
スクールロイヤーっていう、弁護士の方が、生徒のために、弁護の立場で学校内の問題を解決するために派遣されるっていうところから始まる。
テーマは重いんですよ。なんですけど、語り口とか演技の軽やかが、すごくよくて、やさしい気持ちで観ることができたんです。学園ものだけど、それではくくれない不思議な面白さがあってですね。おすすめです。
2025.10.8「佐久間宣行ANN0」
映画「ワン・バトル・アフター・アナザー」
ポール・トーマス・アンダーソン監督の新作なんですけど、素晴らしかったです。左翼系のテロリストだったレオナルド・ディカプリオ演じるボブが、子どもが産まれたから引退して、ドラッグとかに溺れて、普通のおじさんになってて。娘がさらわれるところから始まる。
めちゃくちゃすごいアクション活劇になりそうなもんが、ダメ親父が追っかける話なんですけど、ずっと面白くて、ずっと痺れる、そんで笑えるのもすごいっていうので。僕はめちゃくちゃ好きな映画。
変態とか奇人とかばっか出てるんですよ。なのにかっこよくて現代性もちゃんとあって。あとアクションの見せ方や撮り方が面白かった。
2時間40分ずっと飽きずに観られて、すごいいい映画だなって思ったの。今年一番好きくらい。
2025.10.15「佐久間宣行ANN0」
映画「爆弾」
「このミステリーがすごい!2023」で1位を獲得した同名ベストセラー小説の実写映画化。東京のどこかに爆弾が仕掛けられたという前代未聞の事態が、取調室での攻防と都内各地の爆弾捜査との行方が、同時進行で進むっていうサスペンス。
試写で観たんですけど、とてもよかったですね。みんな言うだろうと思うんですけど、佐藤次郎さん演じるスズキタゴサクが、最悪で最高っす、マジで。凄すぎてずっと観ていたくなっちゃう。何なら、こいつに負けないでほしいって思っちゃう。嫌なやつすぎて。
それに対抗する山田裕貴さん演じる類家も素晴らしくて。2人のやりとりが、まぁ取調室でのやりとりは、今年の邦画でも屈指のよさじゃないですかね。心理戦会話劇として、ずっと緊迫感があって、絶望感もあって。本当にあっという間に終わりました。
2025.10.29「佐久間宣行ANN0」
映画「ハウス・オブ・ダイナマイト」(Netflix)
「ハート・ロッカー」や「ゼロ・ダーク・サーティ」で知られるキャスリン・ピグローが手がけたポリティカルスリラーで、出どころ不明の一発のミサイルがアメリカに向かって発射されて、ホワイトハウスをはじめ米国政府が混乱に陥っていって、あと18分でアメリカ本土に着弾するって極限状態の18分間を、政府関係者の3人の視点から3回繰り返すのよ。
リアルな描写、わずか18分で決断を迫られる緊迫感が表れる人間心理の描写が見事で。それぞれの立場から、この18分で人生が変わるという。家族を失うかもしれないとか、何人も亡くなるかもしれない、戦争が始まるかもしれない、報復するのかどうなのか、とかっていうのを、それぞれの部署の3人を追っかけていくんだけど。
緊迫感溢れる軍事ドラマに仕上げて、今自分たちの生きている世界の不安定さとか、逆に言うと何もない日々のかけがえなさを感じるみたいな。そういうスリラーになってましたね。
はっきりした結末は出ないんですよ。だから、ちゃんと結末回収してくれっていう人はアレかもしれないですけど、俺はすごい面白かったです。
2025.11.5「佐久間宣行ANN0」
映画「プレデター:バッドランド」
人類と宇宙最強の狩人プレデターとの死闘を描いてきた“プレデターシリーズ”ね。基本的には、プレデターが透明になって人間を狩っていくサバイバルホラーだったじゃないですか。その歴史の中で初めて今回、プレデター自身が主人公になって。
ざっくり言うとドラゴンボールです笑 掟を破った若きプレデターのデク。一族の中でも弱いデクがバッドランドに追放されて、ある透明のマント、あれ家宝っぽんだよ、それみたいのを手にいれる、それは証明された父親が持ってて。
それを手に入れるために戦士としての証明をするために、バッドランドで怪獣みたいのを倒さなきゃいけない。そのために壊れたアンドロイドとかと仲よくなって、凸凹コンビを組み、荒地を旅するっていう。だからもう本当に少年漫画の主人公です。
あとね、プレデター喋るよ笑 愛せます笑 まっすぐです!
最初バカ映画でマジかよって思うし、古のプレデターファンがめちゃくちゃ楽しいのよ。面白いの、ほんと。おすすめですよ。プレデターって悪いやつだっていうのあるでしょ? 違うの、孤高の戦士、ざっくり言うとサイヤ人をベジータ主人公で作り直したみたいな。
アクション、ロボット、バディ、巨大生物、全部出てくる笑
2025.11.12「佐久間宣行ANN0」
映画「旅と日々」
「夜明けのすべて」と「ケイコ 目を澄ませて」の三宅唱監督が脚本を書いた、つげ義春の短編の漫画を組み合わせやつなんですけど。
「怪しい彼女」のシム・ウンギョンさんが主演で、生き詰まった脚本家が旅先での出会いをきっかけに、人生に向き合っていく様子を描く。美しいしユーモアがあるし、儚さと退屈もあるしで、前半は美しさと怖さがあって、後半どんどん人間味があって笑えてくる。脚本の構成も素晴らしかったですね。
2025.11.12「佐久間宣行ANN0」
映画「羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来」
妖精と人間が共存する世界を舞台に、猫の妖精シャオヘイの冒険と成長を描いた中国の劇場アニメ。前作で心を通わせたシャオヘイと人間・ムゲンのその後を描く。
僕は吹き替えで観たんですけど、花澤香菜さんとか宮野真守さんとか悠木碧さんとかがやってて、もうそれは素晴らしかったです。
めちゃくちゃ面白いです!これはもうほんっとうに面白いんで!前作よりアクションの幅、スケール、世界観の広がりもワクワクして。
何よりね、新キャラクターの姉弟子が出てくるんですけど、その姉弟子と主人公との関係が最高なんですよ。魅力的なキャラクターの渋滞。
総じて素晴らしくスケールアップした最高の続編です!本当に文句なしの続編!
2だけみてもわかるけど、1も激エモなので観てほしい。
2025.11.19「佐久間宣行ANN0」
ドラマ「プルリブス」(AppleTV)
大人気クリエイター脚本家監督のヴィンス・ギリガン氏が手がけるAppleオリジナルドラマ。
「ブレイキング・バッド」とか「ベター・コール・ソール」を作ってきた方なんですけど。世界中で社会現象を巻き起こしてエミー賞を席巻した超名作ドラマの人がつくった新作。
人類が突如幸福に支配されてしまった世界で、唯一免疫を持つ不幸な女性キャロル・スターカが、人類を救うべく奔走する姿を描く。
いまいちわかんないかもしれないけど、ざっくり言うと、ニューメキシコの街であるウイルスがブワーって広がるんだけど、幸せになっちゃうの全員。なんだけど自我はなくなるのよ、ほぼ。っていう中で、免疫を持ってたから、不幸なまま幸せに感染していないっていう人が、人類を救う。でもイコール不幸せにするってことでもあるじゃん。のを、どうするのかっていうSFです。
俺この収録時点で4話かな。毎週1話ずつ配信されてて。俺はすごく好きな感じだなと思いました。
難しいんですよ、最近ね。「イクサガミ」もあるでしょ?27日からさ「ストレンジャー・シングス」も配信されちゃう。やばいんだよ。「プルリブス」も観ながら「イクサガミ」観終えて「ストレンジャー・シングス」に突入しないといけないのよ笑
2025.11.26「佐久間宣行ANN0」
ドラマ「イクサガミ」(Netflix)
今村翔吾さん原作の小説で、岡田准一さんが主演・プロデューサー・アクションプランナーを兼任していて。明治時代に取り残された志士たちによる極限のバトルロワイヤルに挑むストーリー。
単純におもろいです笑 俺マジ歌とかで大変な時期だったから、ちょうどよかった。岡田さんて異常だよね笑
要所で出てくる豪華キャストのいい意味での無駄遣い。誰が死ぬかキャストで予想できない。あの感じで終わったってことは、世界で一位とってるってことは、続編あるってことかな。
2025.12.3「佐久間宣行ANN0」

