【2024大ヒット】「名探偵コナン100万ドルの五稜星」心の声でネタバレ感想

映画

                 

                 

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2024年劇場版「名探偵コナン100万ドルの五稜星」

ほぼ毎年劇場版が製作されている国民的アニメ「名探偵コナン」

子どもに同行するあなた、友達に誘われたあなた、何でもいいから映画で時間を潰したいあなた

でも、主要キャラや大まかなストーリーくらいしか知らない

そんなあなたは、はたして、2024年劇場版「名探偵コナン100万ドルの五稜星(みちしるべ)」を楽しめるのでしょうか?

実際に観てきた私の見解は…

        

        

                      

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結論:そこそこ楽しめる、ただし…

結論としては、そこそこ楽しめる、と思います

ただし…

「現実ではありえないご都合主義が連発されても目をつむれ!もしくは面白がれ!」

「言葉のみで延々続く推理・説明パートで多少眠くなるかもしれないが乗り切れ!

「そっくりさんキャラが複数登場するが、目を見開いて区別すべし!」

「オチで明かされる秘密に、何の感情がわかなくても、おぉ!みたいな雰囲気出しとけ!」

という点にご留意ください笑

               

                    

                      

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心の声とともに物語を振り返ってみよう

それでは、ここで、実際に劇場版「名探偵コナン100万ドルの五稜星」の物語を心の声をともに振り返ってみよう

以下の内容は、劇場版「名探偵コナン100万ドルの五稜星」の内容に関するネタバレを含みますので、ご注意ください

       

時代劇風オープニング

ファーストカットはもちろんコナンかと思いきや、新撰組・土方歳三からスタート

そして舞台は、北海道函館市

斧江財閥の収蔵庫に怪盗キッドからの予告状が届き、警備が張られている

当たり前のようにそこにいるコナン、毛利小五郎、服部平次

「なんで東京在住の小学生が函館の現場をウロウロしているのか?」

そう思いますね?

その答えは

     

キッドキラーだからだよ

                  

は?と思ったとしても、キッドキラーだから、コナンはここにいるのです

剣道の大会で函館に来たはずの服部平次が現場にいるのも、西の高校生探偵だから、です

      

服部平次が、変装してやってきた怪盗キッドをあっさり見抜き

怪盗キッド、全身で窓ガラスをバリーンて割って脱出

        

無傷な上に、シルクハット脱げないのかい!

              

そう思いますね?

怪盗キッドは、全身で割と窓ガラスを割りがちですが怪我はしないし、どんな状況でもシルクハットは脱げません

そういうことになっています

       

そして誰もが一度は聞いたことのあるオープニングテーマ曲が流れる

雅な鼓がポンポコなってる時代劇風バージョン

スタッフの名前も縦書き

                 

観たことないキャラが続々登場

その後、服部平次の幼なじみ・遠山和葉、京都の高校生で剣道部員・沖田総司、京都の高校生で競技カルタのチャンピオン・大岡紅葉、紅葉の執事・伊織が登場

服部平次と遠山和葉は、両想いだけどつきあってはいなくて服部平次が告白しようとしていて、それを阻止したいのが、服部平次のことを好きな大岡紅葉

この辺りは、何となくわかる

配信か何かで観た、2017年劇場版「名探偵コナンから紅の恋歌」に出てた

       

今回の映画では、服部平次の遠山和葉への告白もテーマの一つ

工藤新一が毛利蘭に告白したシチュエーションに負けない告白がしたい服部平次

「あー、もうだるい、とっとと告白せい」

と思うが、小学生みたいな恋愛を、引っ張れるところまで引っ張るのが名探偵コナンスタンス

      

函館倉庫で胸に切り傷のある遺体が発見

例のごとく、呼ばれてもないのに現場に向かうコナン御一行

北海道警の刑事は、毛利小五郎に「ちょっとみてくれねーか」って現場見せちゃう

言うまでもなく、コナンも服部平次も捜査に加わっちゃう

    

んなわけあるかい!きちぃ

                

と思うけれど、ありえない形で素人が捜査に加わるのが、ミステリーの鉄則(たぶん)

        

ここからが大変

剣道大会で遠山和葉と知り合いになる居合いの達人大学生・福城聖、その父・福城良衛、北海道警のポンコツ過ぎて怪しい刑事・川添善久(声は大泉洋さん)、斧江財閥の現当主・斧江拓三、殺人事件の被害者で斧江財閥の顧問弁護士・久垣澄人、捜査線上に浮かび上がった「死の商人」ことブライアン・D・カドクラ

ん〜〜多い!

観たことないキャラ次々出てきて、同時に物語の説明がてんこ盛りで、情報過多〜!

   

戦時中、軍需産業に深く関わっていた斧江家初代当主・斧江圭三郎が函館のどこかに隠したと言う「お宝」を探しているのが、ブライアン・D・カドクラ

その「お宝」は、当時、敗戦色の濃かった戦況を一変させるほどの強力な兵器だという噂

その「お宝」とキッドが狙っている「日本刀」はどうやら関係があるらしい

    

    

ここからネタバレとなります

以下の内容は劇場版「名探偵コナン100万ドルの五稜星」の内容に関するネタバレを含みますので、ご注意ください

                         

これは会話劇なのか?

コナンと服部平次のコンビを軸に、怪盗キッド(沖田総司や中森警部に変装しながら)も捜査に加わる

怪盗キッドは、自分の目当ての日本刀に関する情報がほしい

目釘の形、星型のマーク、暗号表など、推理のためのピースを集めていくんだけど

基本捜査情報は、素人探偵のコナンと服部平次にダダ漏れ笑

でなきゃ話が進みませんもの

   

割とじっくり推理を進めていくんだけど、一つの部屋で、登場人物たちが情報整理して、説明して、推理してみたいな会話をしている時間が、まあまあ長い

    

これは会話劇なのか?

    

個人的に、ちょい中だるみしちゃいました

ただでさえ情報過多なのに、それを言葉で延々説明されるのでね、少々眠くなりました

子どもはこれ、理解できるのかな?

でも、ここを乗りきれば、テンポよくエンディングまでいけますので!

                 

そっくりさん大集合!?

会話劇パートの後は、一気に動きが多くなります

情報が多すぎて整理できないままだったので、私の記憶はごっちゃごちゃ…

       

怪盗キッドが東照宮から日本刀を盗み出して(中身が空)襲われたり、東照宮の巫女・吉永神子が中身が空である理由を警察に相談しようとしたら、ポンコツ刑事・川添善久が「この2人に話しといてください」ってコナンと服部平次に回したり

いやこれは、ポンコツではなく、わざとやっていたことだったのだが

はじめからずっと悪者だと疑っていた川添刑事

ところがどっこいしょ、でしたわ(オチは後述)

    

中森警部がブライアン・D・カドクラに狙撃されたのは、衝撃だったわ

それも、狙われてたのは隣にいた斧江拓三で、中森警部は彼を守るために覆い被さって

撃たれても撃たれても守る姿勢で動かなかった中森警部…素敵すぎて苦しい!

            

そして、登場した中森警部の娘・青子

              

え、これ毛利蘭じゃん

                                      

髪型が微妙に違うけど、ほぼビジュが毛利蘭なんですけど?

   

ていうか、工藤新一と怪盗キッドと沖田総司が似ている設定でしょ?

ここにきて毛利蘭と中森青子そっくりじゃね?

そもそも「名探偵コナン」って、キャラの描き分けがちょいと微妙なとこありますでしょ?

      

今回の映画、そっくりさんが一堂に会しすぎではなかろうか?

              

探偵コナンにさほど詳しくない人にとっては、わかりにくそう

            

迫力のあるアクションシーン満載

阿笠博士と少年探偵団が合流して「お宝」の眠る場所の謎解きに協力

「お宝」は「函館山」にあることが判明

      

「お宝」を目指し函館山に向かうブライアン・D・カドクラ一派

スケボーで、ブライアン・D・カドクラの先回りをするコナン

そんなコナンを車からピストルで狙撃するブライアン・D・カドクラ一派

ピストル乱射してるのに、きっちりシートベルト着用していて笑う

           

矛盾するコンプラ笑

          

コナン、スケボーのまんま、函館山のロープウェイのロープの上を滑走して山を登る

観光客の「お〜」みたいな反応

                         

そして「お宝」ごと破壊しようと爆弾を乗せたセスナを操縦しちゃう福城聖

福城を止めるためにセスナに飛びつき羽の上に乗っちゃう服部平次

そして、福城聖服部平次は、上空高く飛ぶセスナの羽の上でチャンバラ対決をするのです

       

「って操縦席に誰もいないけど自動運転か何かですかい?」

「そこそこ風強そうですけど2人とも落ちないんですかい?」

            

ここたぶん、相当の見せ場なんだけど、気になることが多すぎて戦いに集中できない

      

函館山には服部平次に呼び出された遠山和葉(と付き添い毛利蘭)がいる

そこに福城聖は爆弾を落とそうとしているわけなので

「やめろ〜和葉がおるんや〜」的なことを服部平次がずっと言ってて

遠山和葉を守る服部平次、みたいになってんだけど

          

いや、どんだけ観光客がいると思ってる?

      

爆弾落ちたらどんだけの大惨事になると思ってる?

西の高校生探偵よ、そこはスルーか

わんさか溢れる観光客たちをフル無視の平次、イタイわ笑

恋は盲目?

              

              

結末とオチ

端折りまくって、なんやかんやあって

殺人事件の犯人は、福城聖の父・福城良衛

「お宝」は、戦時中の暗号機(今じゃ何の価値もない)

函館山への爆弾落下は回避

服部平次は遠山和葉についに告白

(毛利蘭のアシスト面白かった)

するも、遠山和葉に聞こえていなかったオチ

コナンの世界の恋愛って、小学生みたい

    

正直平次の告白とか興味ねー笑

             

           

そして、怪盗キッドの明かされる真実とは

       

コナン(工藤新一)の父親・工藤優作には両親の離婚で離れ離れになった双子の兄弟がおり、それが怪盗キッド(黒羽快斗)の父親・黒羽盗一

工藤新一と黒羽海斗は、従兄弟同士(だからソックリ設定)

亡くなったとされていた黒羽盗一は、実は生きていて、今回ポンコツ刑事・川添善久に変装して密かに事件解決に一役買っていた

        

です

  

上映終了後、観客がザワザワ、女子大生らしき子たちが「無理無理無理!」「無理なんだけど!」と衝撃で声をあげていたね

  

でも、そこまでコナンを知らない場合

怪盗キッドの正体とか、その父親が亡くなった設定になってるとか、知らんからさ

          

「へぇー」以上でも以下でもないよね

      

ただ、劇場はザワつくので「おぉ、サプライズ」みたいな顔をしておくとよいかもしれません笑

            

            

楽しめるポイントまとめ

改めて、コナンをそんなに知らなくても楽しめるポイントをまとめます

  

  • 映画ならでは迫力のあるアクションシーン
  • 謎解きは大人向けの難易度
  • 北海道の風景を忠実に描写
  • 服部平次と遠山和葉の恋模様(お好みで)

                  

ツッコミどころも満載で、そういった意味でも楽しめます!

            

         

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