エレメンタリー ホームズ＆ワトソン in NY
- 2012年9月27日〜2019年8月15日に放送されたアメリカのドラマ
- シーズン1〜シーズン7で、完結している
- 主演は、ジョニー・リー・ミラー、ルーシー・リュー
「エレメンタリー ホームズ＆ワトソン in NY」は、個人的ベストドラマ10に入るくらいお気に入りの作品。
事件の謎解きはもちろん、主人公であるホームズ、ワトソンのキャラクターも面白い。
ホームズとワトソンが、互いに過去に大きな傷を抱え不器用ながらも強く生きていて、物語が進むにつれて自分自身と向き合い変化していく姿も見どころ。
2人の相棒としての唯一無二の関係性が好き。
導入
シーズン1の第10話
原題は「The Leviathan」、邦題は「ダイヤモンドは永遠に」
見知らぬ女性たち
ある朝、家の呼び鈴が鳴り、1階へ下りていくワトソン。
そこには見知らぬTシャツ1枚の女性が…。
「シャーロックはまだ寝てる、私はグウェン、服を着てくるわね、うふふ」
セクシーである😳
鳴り続ける呼び鈴に応答しようとワトソンが玄関に向かうと、さっきの女性と同じ顔をした別の女性がもう一人…。
「シャーロックかと思ったら、付添の人よね？ 私オリビア」
ワトソンは「あなたたち双子？」と呆気に取られる。
こちらもセクシーである😳
そこへ起きてきたシャーロック。
聞かれてもないのに、
「リンチ姉妹とは、互いに恩恵を享受しあっている」
「俺は同じ遺伝子を持つ2人の相違を研究しているんだ」
とワトソンに説明を始めるが、
私は🖐️聞いて🖐️ません🖐️
と遮られる。
ワトソンが、玄関に出ると、呼び鈴を鳴らしていたのは、一人の男性。
ロンドンの知り合いからホームズを紹介されたと言う。
金庫破り
寝起きの姿のまま男性の話を聞くホームズ。
「それじゃあね💋」「バーイ、シャーロック🩷」と帰っていくリンチ姉妹。
訪問してきた男性は、世界有数の金庫メーカーであるキャスタリー・ロック社の、社長で技術責任者でもあるアーリック。
主力商品は大型金庫リヴァイアサンだが、2009年の発売から1年もしないうちに、4人の男の銀行襲撃によって金庫を破られてしまっていた。
犯人は、全員逮捕されたが、金庫破りの手口は黙秘したまま。
そして、昨日ダイヤモンド取引所から、4000万ドル相当ダイヤが盗まれた。
数百万ドルもする金庫リヴァイアサンがまた破られてしまったのだ。
二度も破られて、その手口も解明できないとなると、キャスタリー・ロック社は破滅してしまう。
困った社長は、ホームズに相談にきたというわけ。
捜査開始
ダイヤモンド取引所
アーリックとホームズは、金庫を破られたダイヤモンド取引所へ向かう。
警察絡みの事件ではなくて、探偵としての依頼からスタートするの珍しい😳
現場を確認するホームズ。
金庫はピッキングは不可能で、システム内の番号生成機で、2分ごとに10桁の暗証番号がランダムに変更される。
オーナーだけが番号の表示器を持っており肌身離さず身につけているが、彼は今、スイスに海外出張中だ。
番号生成機に、異状はなし。
少し考える時間をくれ
床に座り込み、思案するホームズ。
ひたすらに、時間が過ぎていくが、金庫破りの方法は解明できない。
ここで何してるの？
ワトソンが様子を見にやってくる。
2時間で戻るはずが、もう夜。
取引所の従業員から「もう閉業です」と言われるが、「捜査優先」と居座るホームズ（とワトソン）。
そして、さらに時間が経過し、夜中の2時をまわる。
明日母とブランチなの、金庫で徹夜したくない！
なら、帰れ
こんな状態であなたを置いていけるわけないでしょ！？
クスリやってないのに、やってるみたいにハイになってる
君の言う通りだ、時々自分の心のうさぎの穴に落ちるんだ
だったら帰りましょ
帰る前に一つだけ試していいか？すぐ済む
そして、ホームズは斧を金庫を物理的に破壊し始めるのだった…🪓
ホームズがチャッチャッと金庫破りの方法を解明するのかと思いきや、苦戦😓
窃盗団が手口を売った？
自宅に戻ったホームズとワトソン。
ワトソン宛に、キャスタリー・ロック社から、斧で壊された金庫の修理費の電話が…😭
必要経費だ
ホームズは、金庫破りの手口の解明には、やはり犯人が誰かを特定することが必要だと考える。
キャスタリー・ロック社の社員は全員アリバイがあった。
前の窃盗団の一人が、誰かに手口を売ったのではないかと推理。
窃盗団のボスC・エイブリルは去年刑務所で亡くなっていた。
他の3人は、ホームズの面会要請に返事なし。
ワトソンママとブランチ
母とのブランチの準備をしているワトソン。
ママとのブランチになぜ緊張してる？
その服装、就職面接みたいだぞ
自分の服装を気にしつつ、無言で出かけていくワトソン。
中華料理の店でママとブランチ。
ワトソンがまだメニューを見ているのに、勝手に2人分の注文をするママ。
ここへくる途中に、ワトソンの兄・オーレンが珍しくママに電話をしてきたと言う。
オーレンが、婚約者のガブリエルを連れてN.Y.にくるとのこと。
「明日の夜、みんなで夕食会だから」と勝手に決めているママ。
「私の仕事知ってるでしょ？依頼人を一人にできない」と言うワトソンに、「依頼人は別の子守りに預けられないの？」と返す。
ずっと鳴り続けるワトソンの電話。
「出るわ、しつこいから」と応答するワトソン。
電話の相手はホームズ。
進展があったから、家には戻らず14時半にシンシン刑務所にくるように、と。
窃盗団のピッキング担当であるC・ブリッグスが面会を了承したのだ。
ワトソンのママって、自分が意思や選択が最良だと思っていて、娘の意向は聞こうともしないんだよね。
悪気がないのがさらにタチが悪いというか。
『騎士』
ブリッグスと面会するホームズとワトソン。
ホームズは、「君のピックングの腕は世界トップレベルだ」と実力（？）を褒め、探偵としての自分の特別顧問としてピックングの知識と技術を生かすことを提案。
ブリッグスは「金庫破りは分業制」で「自分は外扉の担当だった」と話す。
暗証番号解読の担当はエイブリルで、どうやったかは知らないと言う。
エイブリルが病気になると、金庫破りの手口を金で買いたいと、ある男が接触してきたらしい。
「誰かが金庫を破ったのなら、エイブリルがその男に手口を売ったのかもしれない」とブリッグズ。
その男の通称は、『騎士（ル・シュヴァリエ）』
『騎士（ル・シュヴァリエ）』は、伝説の盗賊で、過去にシェイクスピアの初版本、古代ギリシャの古コイン、ゴッホのピエタなどを盗んでいた。
『騎士』本人を目撃した者はおらず、実際に存在する人物かもわかっていない。
しかし、ホームズは彼は実在すると考えていた。
どの仕事にも同じ美意識と繊細さが感じられるからだ。
盗品は特別すぎて目立ってブラックマーケットでも売れない。
ピーター・ケント
『騎士』の過去の盗品であるゴッホのピエタは、公開初日の夜に盗まれた。
ホームズは、ピエタ獲得に貢献したピーター・ケントに注目する。
彼は、ケント慈善信託の会長で、美術館資金集めを主導していた。
写真に写るケントのカフスは、古代ギリシャの4ドラクマ銀貨。
以前『騎士』が盗んだコインと同じだ。
ホームズは、ピーター・ケントが『騎士』だと予想する。
早速、ピーター・ケントに会いにケント慈善信託を訪れるホームズとワトソン。
通された部屋には、数々の超高級絵画が飾られている。
しかし、その中に一つだけ安物のリトグラフがあった。
じっと偽物を見ているホームズ。
あかん、これまた何かやる時の間でっせ〜😅
リトグラフの額縁を壊し、絵をナイフで切るホームズ（やっぱりね！）。
絵の裏には、ゴッホのピエタがあった。
そこに「あなたたち何をしてるんです！！」と一人の青年がやってくる。
彼は、ピーター・ケントの息子だった。
ホームズは「父親はピエタを盗んだ泥棒で、2日前にもダイヤを盗んでいる」と息子に話す。
息子は「父が2日前にダイヤを盗むのは不可能だ」と言う。
ピーター・ケントは、2年前に脳卒中で倒れ、話すことも立つこともできない状態にあったのだ。
ピーター・ケントは窃盗犯『騎士』だったが、金庫を破りダイヤを盗んだ犯人ではなかった。
偽情報を教えてきたブリッグスの、ホームズの特別顧問の話はチャラになった模様😅
ホームズは、ピーター・ケントの盗品を持ち帰る（おい）。
ワトソンは、気が気でない。
病気の老人であるピーター・ケントを刑務所には入れたくない。
ケントの息子も、父親の悪事を世間に知られたくない。
これが最善の解決法、ということらしい。
ワトソンの兄オーウェン
ワトソンに兄オーウェンから電話が入る。
「明日久しぶりに会えるのを楽しみにしている」と言うオーウェン。
「仕事だから行けない」と話すワトソンに、「クライエントと一緒に来られることになったと今メールで送ってくれただろ？」と返すオーウェン。
「まさか…」ワトソンは、ホームズに視線を向ける。
あなたが勝手にメールしないようにロックかけといたのに！！
金庫に比べりゃ携帯ロック解除は楽勝
家族には会わせませんからね！！
近頃不安なんだ…君がいない間に再発してしまうんじゃないかと…
再発って言葉を出せば一人にできないと知ってて言ってるのね！？
私の家族を観察して粗探ししたいだけでしょ？
ばかな、被害妄想だ
君が出かけている間、俺がクスリの誘惑に苦しんでてもいいんだな
そこまでして、ワトソンの家族に会いたいのかね、君は😅
裁判の公判記録
ホームズは、裁判の公判記録を読み込む。
エイブリルの裁判で、陪審が評議中3回も見た証拠品Cがあった。
証拠品Cは、窃盗団のアジトのゴミ箱の中にあった紙切れだ。
コーヒー注文と名前が走り書きされただけの紙切れ。
さほど重要な証拠品ではない。
なのに、なぜ3回も見る必要があったのか。
翌朝、ホームズとワトソンは証拠保管部に証拠品Cの紙切れを確認しに行く。
紙切れには4人分のコーヒーの注文がメモされており、裏にはプリンターのテスト印刷のような文字列が印字されていた。
一見無意味に見えるこの文字の羅列は、「マネボルジャ」と呼ばれるプログラム言語だった。
これが言語だと気づく者は数少ない、そしてこれでソフトを書ける者はもっと少ない。
ホームズは、ロンドンで相談役にしていた専門家に文字列を送り、解読を依頼する。
文字列は「暗証番号生成機の攻略法」だった。
これで最初の犯行グループは金庫を破ったのだ。
10桁の暗証番号は2分ごとに変わる。
ランダムだから予測ができないが、犯行グループはこの攻略法のアルゴリズムを使った。
ハッキングで仕込めば、生成機はπの倍数を出してくる。
πは無限だから数字はランダムに見えるが、アルゴリズムを知っていれば予測ができる。
陪審員の中に、この言語を理解する者がいたのではないかと、ホームズは考える。
陪審員の中に、裁判当時失業していたが、元ソフトウェア・エンジニアであるJ・ガスリーという人物がいた。
早速、ガスリーに会いに行くホームズとワトソン。
J・ガスリーが飛び降り
J・ガスリーの自宅に到着すると、警察が現場検証中。
ガスリーが、アパートの窓から飛び降りたと言う。
警察は自殺だと考えるが、ホームズの意見は違った。
室内で血痕を発見したホームズとワトソンは、検証の結果、それが鼻を殴られて飛び散った血痕だと考えた。
ダイヤの窃盗を巡って何者かと激しい口論があり殺害されたのではないか、と推理する。
そしてホームズは室内にある3つの容器に注目。
2つの容器にはガラス玉3層になっていっぱいに入れられている。
しかし1つの容器には2層のガラス玉しか入っていない。
1層分足りない。
盗まれたダイヤの多くは原石だった。
ガスリーは、形状が似たガラス玉と一緒に容器に原石を入れていたのだ。
ガスリーと揉めた何者かは、それを知り原石を奪っていった。
しかし急いでいたので、一つだけ原石を残していってしまっていた。
飛び降りは、殺人事件として捜査されることになる。
ワトソンファミリーの食事会
「捜査があるから、ワトソン家族との食事会には行けない」と言っておきながら、先回りしてワトソンより先に家族と一緒に食事をとるホームズ。
店に到着したワトソンは驚く。
ホームズは、ワトソンの家族の前で「ワトソンは大きな事件解決の功労者」「僕の命も救ってくれた」と誉める。
一般的にはわかりにくい“付添人”という仕事は、人の人生を一から立て直す専門性の高い特殊な仕事だと説明する。
「そういう見方をしたことはなかった」と話すワトソンママに、「そうでしょうね、娘さんは謙虚で自慢したりしないから」とホームズは返す。
ホームズが、こんなに人を肯定するの初めて聞いた〜😳
なんか怖い😱んだけど、キュン💓な不思議なキモチなんだけど！
食事会からの帰りのタクシー車内。
ありがとう、この仕事への家族の理解が得られたわ
ほとんどが口から出まかせだ
ホームズ曰く、ワトソンの家族はいい人たちだが、型通りの人生をよしとしている。
ワトソンも型通り生きようとしているが、俺同様に風変わりなものを好み、単調な日常を打ち破るものを愛している。
ワトソンの家族は決して理解しないだろうから、耳障りのいいことを言った、と。
ワトソンは肯定も否定もせず。
結果、家族がワトソンの仕事を認めてくれるようにホームズは会いに行ったってことよね。
自分のために？ それともワトソンのために？
キャッ😍
事件の結末
ガスリーの共犯者
ホームズは、亡くなったガスリーの携帯電話の中身を調べる。
別の陪審員3人と裁判後も連絡をとっていたことがわかる。
1人目は、アレックス・ウィルソン。電気エンジニア。
2人目は、ジェレミー・ロペス。鍵屋の息子。
3人目は、アメリー・ウィドムスキー。彼女の兄はダイヤ取引所の主任だった。
ホームズは、陪審員の4人がダイヤ取引所強盗の犯人だと推理。
グレッグソン警部の協力の下、裁判の陪審員だった12名を警察署に呼び出した。
容疑者候補のアレックス・ウィルソンは姿を見せず、11名が集まる。
「この中の4人が犯罪に手を染めた、そのうち1人は殺人犯」と説明し、DNAを提供してもらう。
綿棒で口内を擦り取る陪審員たち。
強制ではないが、全員が提出した。
姿を見せなかったアレックス・ウィルソンは、ニュージャージーで2-3日前に目撃されていた。
アレックス・ウィルソンの自宅へ行くが、返答はない。
アレックス・ウィルソンは、すでに死亡していた。
死後2日以上は経過しており、ガスリー殺害の犯人は彼ではないことがわかる。
DNA検査の結果、ガスリーの部屋の犯人のものと思われる血痕のDNAは、容疑者候補のアレックス・ウィルソン、ジェレミー・ロペス、アメリー・ウィドムスキーのいずれとも一致しなかった。
一致したのは、女性従軍牧師のオードリー・ヒエグラ。
警察は、オードリー・ヒエグラの自宅に向かう。
ホームズは、オードリー・ヒエグラが、あまりにも犯人像からかけ離れすぎていて腑に落ちない。
オードリー・ヒエグラは自宅におらず、それどころか数週間前からカブールに赴任しており、アメリカ国内にもいなかった。
ガスリーのアパートで発見された血痕は新しかった。
なぜ国外にいるはずの者の血痕が、殺害現場に残っていたのか？
ワトソンが、室内を観察していてあることに気づく。
オードリーの姉は白血病で亡くなっている。
そしてオードリーは骨髄ドナーに登録している。
もし容疑者の中に、骨髄提供を受けている人物がいるとしたら…。
ワトソンの医学的な知識によって事件が進むの、“ホームズの相棒”って感じで好き〜
犯人が判明
容疑者の一人、ジェレミー・ロペスが警察署に呼ばれる。
グレッグソン警部が、「DNA採取の君の綿棒がダメになってしまったので採血させてほしい」と話すと、理由をつけて断るジェレミー・ロペス。
ホームズは、「何か隠している証拠だ」と言う。
ジェレミー・ロペスは、白血病であったが5年前に治った。
骨髄移植のおかげで。
骨髄移植を受けると、体内でドナーのDNAをもつ細胞が作られる。
骨髄は血液を作るので、血液はドナーのDNAとなる。
しかし、肌や髪や唾液は、本人自身のDNAのままだ。
そうなんだ！知らなかった！みなさん知ってました？
ジェレミー・ロペスは、唾液のDNAを提出しても、現場の血痕のDNAとは一致しないことがわかっていて提供した。
ダイヤを盗んで、仲間であるガスリーとアレックス・ウィルソンの2人を殺害した犯人であることが判明した。
母の言葉
事件解決の感謝の気持ちとして（おそらく依頼主のキャスタリー・ロック社から）高級シャンパンが贈られてくる。
薬物を断っているホームズにとって、お酒は御法度。
腹を立てるホームズを見ながら、ワトソンは高級シャンパンをシンクに流して捨てていく。
もったいな〜い！ほし〜！
そこに来客を知らせるベルが鳴る。
「三つ子😒？」と皮肉をこめた視線を送るワトソン。
ところがホームズが玄関に出ると、いたのはワトソンのママ。
夕食会でホームズが渡した名刺を元に、ワトソンと話がしたくてやってきたと言う。
ワトソンママを中に通すと、ホームズは、そのまま席を外して2階へ。
室内を見回し「ユニークな部屋ね」と話すワトソンママ。
ワトソンママは、ワトソンの付添人の仕事に反対をしてきた。
その理由は、ワトソンが幸せに見えないから。
医師を辞め、リアム（薬物依存の元カレ）のことがあって、義務感から選んだ仕事ではないか、と。
ところが、夕食会でホームズの仕事の話をしているワトソンは、目が輝いていて生き生きとしていた。
探偵の仕事が好きなのではないか？とワトソンに投げかける。
ワトソンは、探偵の仕事が好きなことは認めるが、契約が終了したら次のクライエントに移る、と返す。
ワトソンママは言う。
「次も生き生きできるの？」
「人生って意外なところで道がみつかるのよ」
そこにホームズが割り込んできて、ゴッホのピエタが美術館に返却されたニュースを一緒に見るのだった。
（ホームズ返却したのね笑）
感想
ワトソンママ〜😭
ただの古い価値観に縛られ、娘の意思を無視した毒親気質な人
なんて思ってしまっていてごめんなさ〜い🙇
ホームズは、ワトソンが探偵に向いていると感じている。
そして、ワトソンママも娘が探偵の仕事が好きであることを見抜いている。
だけどワトソンは、付添人であらねば、みたいな思いが強い。
このドラマの結末まで知っていて、改めてシーズン1を観ると、「そういえばワトソンはじめは付添人だったっけ」「探偵になることに葛藤もしていたのね」って思い出す。
よく考えると、大きな傷となる出来事があり意思を辞めて、彼氏はジャンキーになって手助けしようとしても助けられず、その後付添人になった、ていう流れは、ワトソンの性格を考えると、自身を罰するというか、ワトソンママの言うところの義務感というか、そういう心境のまま現在に至っていても全然不思議じゃない。
探偵という天職に出会えたことは、ワトソンにとっても、人生の救いだったのかもしれないね。
