刑事7人(SEASON7)第2話:あらすじと感想(ネタバレを含みます)

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刑事7人(SEASON7)第2話

刑事7人(SEASON7)第2話の、ストーリーと感想です。

物語の内容に触れています。未読の方はお気をつけください。

振り返り
振り返り

第1話では、黒ローブにスマイルマークのお面つけた「さぁさぁご覧あれ」な自意識がほとばしる″デス山殺介(コロスケと読む笑)″による殺人ゲームにより5人が殺害されてしまい、その被害者5人は、10年前の未解決事件「青梅一家殺人事件」と関連があることがわかります。

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ストーリーと感想・前半

オープニングでは、特別捜査係として再集結したメンバーと第1話で起こった殺人事件、そして10年前の「青梅一家殺人事件」について、丁寧に復習してくれます。いや~視聴者に親切な導入です。

「青梅一家殺人事件」とは、10年前の未解決事件。青梅郊外に住む父・浅倉譲、母・浅倉雪、長男・浅倉司、長女・浅倉楓が自宅で殺害され、次男・浅倉悟(今井悠貴さん)だけが自室で犯人と遭遇しなかったため無傷だった。悟は、有力容疑者として取り調べを受けるが、犯行を否認し続け釈放されていた。

当時16歳だった悟を犯人と決めつけて執拗な取り調べで追い込んだのが、捜査一課の多々良(平山浩之さん)。多々良は今でも悟の犯行だと思っているらしい。

平山浩之さん、今回はイヤなヤツ以上でも以下でもない役で、ちょっと物足りないわ。かつては子役だった今井悠貴くん、見る度大きくなるなー。

悟(今井さん)は、当時犯人を目撃しており、Tシャツのバックプリントのスマイルマークについて絵を描いて説明していましたが、証言としてデータベースには残されていませんでした。今回の事件で、被害者たちに送られてきたメッセージカードには、このスマイルマークが描かれています。

″デス山殺介″による殺人ゲームに巻き込まれた7人のうち、5人が殺害された(3人には脇腹に古傷あり)前回。生きている残りの2人は「青梅一家殺人事件」で当時容疑をかけられていた浅倉家の次男・悟(今井さん)、そしてもう1人はネット通販会社社長・椛島一生であることがわかります。

天樹悠(東山紀之さん)と水田環(倉科カナさん)は、行方がわからない悟(今井さん)について捜査を開始します。

まず訪れたのは、弁護士・小祝哲郎(矢崎広さん)。小祝(矢崎さん)は、浅倉家の長男・司の親友で、長女・楓の家庭教師をしており交際もしていたそうです。小祝(矢崎さん)によると、浅倉家は絵に描いたような理想の家族だったが、次男・悟(今井さん)は高校受験に失敗して家庭内で居心地が悪そうだった、と。事件後、3年前に一度ばったり会った際に悟(今井さん)は、「プールの監視員をしている」と話していたそうです。

次に、プールの監視員をしていた職場へ。悟(今井さん)は「心を開かない気持ち悪いヤツ」で、利用客からの苦情が多かったことで、職を追われていました。

その後、悟(今井さん)は銭湯でバイト。勤務態度は真面目であり、そこで佐野和葉(野村麻純さん)という女性と出会い交際に発展、現在は同棲していることがわかります。

悟(今井さん)と和葉(野村さん)が暮らす家を訪れる天樹(東山さん)と水田(倉科さん)。和葉(野村さん)は妊娠しているようです。しかし、悟(今井さん)は1件目の殺人が起こって以来、帰ってきていない状況。

一方、ネット通販会社社長・椛島は、自分は殺人ゲームに招待などされていないと否定をしますが、天樹(東山さん)は脇腹に古傷のある椛島の写真を見つけ、関係しているはずだと確信。その後、椛島は殺害され河川敷で発見されます。

ボールを探す野球少年2人が椛島の第一発見者なんだけど、遺体を見つけた第一声が「うわー、死体だ!」はないっしょ笑

殺害される直前に椛島が悟(今井さん)と一緒に歩いている防犯カメラ映像が見つかり、殺人ゲーム被害者たちにスマイルマークの描かれたメッセージカードを送りつけていたのも悟(今井さん)であることが判明します。

捜査一課は、多々良(平山さん)を中心に今回の事件も10年前の事件も悟(今井さん)の犯行と決めつけ、10年前の事件の真犯人を追っているだけなのではないかという特別捜査係と対立。

10年前の事件現場に一人赴く天樹(東山さん)。

事件から10年経っているのに、経年劣化をまるで感じさせないキレイな家なんだわ・・・なんてことは気にしなくていい。

悟(今井さん)が絵を描いたスケッチブックを見つける。秒針の音とともに、10年前の事件と今回の事件を振り返り・・・つぶやきます。

「全部、間違っていたのかもしれない」(なんと!全部?どこから?)

堂本俊太郎(北大路欣也さん)は天樹(東山さん)を呼び出し、10年前の事件について、長女・楓さんだけが、刺殺ではなく絞殺の可能性があると指摘します。つまり、犯人の目的は長女・楓だったのかもしれないわけです。

こうなってくると、もうめぼしい人はあの人しかいないような・・・

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ストーリーと感想・後半

弁護士・小祝(矢崎さん)に近づいていく悟(今井さん)。殺人ゲームを知っているだろうと小祝に問い詰めて揉み合う2人。そこに天樹(東山さん)と水田(倉科さん)がかけつけ、天樹(東山さん)は、悟(今井さん)にこの10年間について語りかけます。

悟(今井さん)は、この10年、自らの手で家族を殺害した犯人を見つけ出そうとしていました。手掛かりは目撃したTシャツのスマイルマークと脇腹の傷(凶行におよんだ際に犯人もケガをした)。

脇腹チェックのために、プールや銭湯で働いていたのか。まさに手あたり次第探してたんだなー。

そして家族を殺害した容疑者を6人まで絞り込んだものの、決定的な証拠は見つけられずにいました。そんな中、同棲している和葉(野村さん)が妊娠。犯人捜しに決着をつけたい悟(今井さん)は、容疑者6人に揺さぶりをかけるためにメッセージカードを送る賭けに出ました。しかし、その後の″デス山殺介″に扮して殺人ゲームの動画を送りつけた人物は悟(今井さん)ではなかったのです。

今回の殺人ゲームを企てた″デス山殺介″は小祝(矢崎さん)。そして小祝(矢崎さん)こそ、10年前の「青梅一家殺人事件」の真犯人でした。

「勘弁してくださいよー僕には動機がない」追い詰められた真犯人のお決まりのセリフをそのまんま言っちゃう小祝(矢崎さん)。

そこに青山新(塚本高史さん)と海老沢芳樹(田辺誠一さん)がかけつけ、小祝(矢崎さん)が長女・楓とつきあっていたというのは嘘で、一方的にストーカーしていただけということを明らかにします。思いを拒否され楓を絞殺。それを目撃されたため、楓の父、母、兄を刺殺。自室にいた悟(今井さん)は、ヘッドフォンで音楽を聴いており事件に気づかないまま生き残り、逃げていく小祝の後ろ姿を目撃していたのでした。

悟(今井さん)は、3年前に再会した小祝(矢崎さん)に犯人捜しの相談をしていました。それを聞いた小祝(矢崎さん)が、殺人ゲームをしかけ罪を悟になすりつけようとしたという事件の真相。

そこに、野々村拓海(白洲迅さん)が登場。10年前の真犯人が着ていたスマイルマークのTシャツが限定品だったことを突き止め、小祝(矢崎さん)の名前が記された購入者リストを手に入れてきました。

連行されいく小祝。

わざわざあの衣装とお面用意してノリノリで「デス!」の動画撮って・・・やるからには細部の演出まで手を抜かない小祝なのであった!

悟(今井さん)の10年間はこれで少しは報われたのでしょうか。家族を全員殺害されて容疑をかけられて、心に負った傷は相当大きいものだと推察されますが、これからは和葉(野村さん)と生まれてくる子どもと新たな人生を歩んでいってほしいものです。

事件解決の祝杯をあげる特別捜査係のメンバー。その場で、水田(倉科さん)と青山(塚本さん)は天樹(東山さん)に、一緒に住んでいることを見破られてしまいます。柔軟剤の香りが同じだそうで。2人は「同棲じゃなくてルームシェアだ!」と説明をします。

え?そうなの?

次回は、堂本俊太郎(北大路欣也さん)の過去が明らかになるようです!

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