刑事7人(SEASON7)第3話:あらすじと感想(ネタバレを含みます)

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刑事7人(SEASON7)第3話

刑事7人(SEASON7)第3話の、ストーリーと感想です。

ネタバレありの感想になります

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ストーリーと感想・前半

堂本俊太郎(北大路欣也さん) の回想

けたたましい蝉の声。堂本(北大路欣也さん)を殴る男性(葛山信吾さん)。「堂本のせいで」と手帳に書き残し、男性は姿を消します。

大御所俳優が殴られるって何気に衝撃!!

事件発生

事件発生。男性が殺害されます。携帯電話は見当たらず「宮城日報」の半年前の記事(宮城県白石市で新種の毒キノコを食べた大学生2名が食中毒死した記事)を持っていました。

天樹悠(東山紀之さん)、水田環(倉科カナさん)、青山新(塚本高史さん)が、堂本(北大路欣也さん)の元へ向かうと、ちょうど研修医たちに指導をしているところでした。

野々村拓海(白洲迅さん)と片桐正敏(吉田鋼太郎さん)は、 京都府警との合同研修に行っている設定で第3話には出てきません。残念。

堂本(北大路欣也さん)によると、死因はナイフで心臓を刺されたことによる失血性ショック死。 天樹(東山紀之さん)が胃の内容物にキノコがなかったか確認します。キノコはなかったが、なぜそんなことを聞くのかと尋ねる 堂本(北大路欣也さん)に、被害者が、宮城県白石市で起きた毒キノコの食中毒死の新聞記事を持っていたことを教えます。

意味ありげに考え込む堂本(北大路欣也さん)。その姿に何かあると察する天樹(東山紀之さん)。

被害者判明

被害者は山崎勝利(向野章太郎さん)。宮城県出身で15年前に上京。傷害と恐喝で刑務所に入り半年前に出所。「近々大金が入る」と周囲に言っていたらしい。

「近々大金が入る」って、テッパンすぎる死亡フラグだよね・・・笑

宮城県白石市へ

天樹(東山紀之さん)と海老沢芳樹(田辺誠一さん)は捜査のため宮城県白石市へ。

白石中央署で、刑事の高橋博(半海一晃さん)から、被害者の山崎が、20年前にキャバクラの黒服をしていた時に客と喧嘩になり、傷害事件を起こしていたことについて話を聞きます。

その後、 天樹(東山紀之)、海老沢(田辺誠一さん)、高橋は、大学生が食中毒を起こした現場の山へ。大学生の2人は、山でキャンプをしており見つけたキノコを毒キノコと知らずに鍋にして食べ、2時間後に1人が苦しみ出し救急車で運ばれたものの死亡。もう1人は軽症でした。

山崎は、毒キノコで亡くなった大学生の母親、軽症だった大学生の元を訪れ、どんな毒キノコだったかについてしつこく聞いていました。大学生のところには、山崎が帰ったすぐ後に、赤いコートの女が同じことを聞きにきていたことがわかります。

堂本の過去

東京に帰る間際に、山崎の解剖医が堂本(北大路欣也さん)だと知った高橋の態度が急に冷たくなります。

20年前に、闇金の男・小野寺がフグ毒で亡くなり、事故として処理しようとしたところ、堂本(北大路欣也さん)が他殺の可能性があるから調べ直すように強く主張したとのこと。

え?当たり前のように話しるけど、20年前には堂本先生、宮城県で働いていたってことでいいのね?

容疑者が何人かあがり、被害者・山崎もその1人だったそうです。そして、所轄の刑事である神原雅也(葛山信吾さん)も、金貸しから金を借りていたため容疑をかけられ、そのために職を追われて失踪したと。結局、事故として処理され、仲間を一人失ったことで高橋は堂本(北大路欣也さん)のことを今でも許せない模様。

冒頭に出てきた葛山信吾さんが誰なのか、ここで判明

堂本(北大路欣也さん)の研究室では、書類を届けにきた研修医・橘美加(阿部純子さん)が、毒キノコで大学生が食中毒死をした事件資料を目にして、アセアセ。そして、堂本(北大路欣也さん)のPCには、差出人不明のメールが届き、そこには「Welche Antwort ist richtig?(正しい 間違っている どっち?)」のメッセージが(ドイツ語)。

赤いコートの女

水田(倉科カナさん)と青山(塚本高史さん)の聞き込みで、山崎が殺害される直前に居酒屋で飲んでいたこと、そこに赤いコートの女が現れて20年前の話をしようとしていたが山崎は面倒くさそう店を出ていったことがわかります。

宮城にも東京にも現れた赤いコートの女を探したところ、防犯カメラ映像から研修医の橘(阿部純子さん)だと判明します。彼女は、20年前に失踪した刑事・神原(葛山信吾さん)の娘でした。父母が離婚しており母の元で育てられていたので苗字は違います。

橘(阿部純子さん)は、父の失踪について調べており、山崎が何かを知っていると思い、後を追い接触をしたのでした。

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ストーリーと感想・後半

天樹(東山紀之さん)は、毒キノコを食べた大学生2名が食中毒死したことについて「宮城日報」にコメントを寄せていた慶命館大学教授・徳井明彦(安部賢一さん)に会いにいきます。徳井は、大学生が食べた毒キノコは新種であり、同じキノコを食べたのに1人が軽症で済んだ理由は、謎でわからないと言います。

橘(阿部純子さん)に山崎殺害の容疑がかかっていると知り、堂本(北大路欣也さん)は天樹(東山紀之さん)に、20年前のことについて話をします。

闇金の男・小野寺は、自宅で鍋を食べた後に亡くなり、原因はフグ中毒。自らフグを調理して食べて中毒死したと考えられました。しかし、堂本は、通常フグ毒は2~3時間で発症するのに、胃の内容物から8時間も経過してから発症しており、疑問を抱きます。

刑事たちに再捜査を強く主張し、小野寺から金を借りていた刑事・神原(葛山信吾さん)さんも容疑者の一人に。神原(葛山信吾さん)は、闇金で借りた金の使い道を喋らなかったために、疑いをかけられたまま辞職、失踪したそうです。

20年前の事実

20年前、山崎の勤めていたキャバクラの店長だった男の証言で、山崎はフグやキノコに毒があることも知らない無知であったこと、もう一人の黒服バイトの男が毒キノコを持ってきて得意げに山崎に見せていたことがわかります。さらに、その男は、処分するフグを勝手に魚市場から持ち出していました。

その男とは、現在、慶命館大学の教授である徳井明彦。徳井は、当時学費を工面するために、キャバクラでバイトをし、闇金の小野寺から借金をしていました。そして、今回大学生が食べて亡くなった新種であるはずの毒キノコを20年前に発見、キノコの毒が他の自然生物の毒の効き目を遅らせる働きがあることを知り、小野寺殺害を企てたのです。

徳井は証拠がないと言いますが、堂本(北大路欣也さん)が、宮城県に足を運び、20年前のフグ毒と今回の毒キノコについて、再度調べ直したことで科学的な根拠も見つかり、追い詰められ降参。

尚、今回冒頭で殺害された山崎は、大学生が毒キノコで亡くなった記事を見て、20年前に徳井が見せていたキノコと同じものであることに気がつき、過去の小野寺殺害について徳井のことをユスったため、徳井に殺害されたとのこと。

いやこの毒キノコ、写真で見る限りシメジみたいな特徴ないキノコなのよ。無知キャラなはずの山崎が「20年前のあのキノコだ!!」ってひらめいて、さらにフグ中毒のトリックを見破って徳井を疑えるとは、、、思えんな笑

20年前、神原(葛山信吾さん)が、容疑をかけられても喋らなかった闇金からの借金の使い道は、娘である橘(阿部純子さん)の手術費と入院費でした。娘に迷惑をかけまいと、医療費を払ったことも、警察を辞めたことも、その後の行方も知らせませんでした。

事実を知った娘の橘(阿部純子さん)は、堂本(北大路欣也さん)への恨みも払拭。法医学教室を去ることになります。

事件解決

事件が解決し、水田(倉科カナさん)と青山(塚本高史さん)と海老沢(田辺誠一さん)は食事へ。キノコの入った鍋を注文した 海老沢(田辺誠一さん)に、2人はヒキ気味(そりゃそーだ)。

湯気でメガネの曇った田辺誠一さんがカワイイ

堂本(北大路欣也さん)と天樹(東山紀之さん)も2人で乾杯。神原(葛山信吾さん)の行方がわかったと堂本(北大路欣也さん)は嬉しそうです。

20年前の苦い記憶の事件に再度向き合い解決した堂本先生。笑顔は晴れやか!よかった!

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