『恋です！～ヤンキー君と白杖ガール～』 第2話「今日会いたい」：あらすじと感想（ネタバレを含みます）

恋です！～ヤンキー君と白杖ガール～ 第2話「今日会いたい」

杉咲花さん

杉野遥亮さん

　

が出演している「恋です！～ヤンキー君と白杖ガール～」 第2話の、ストーリーと感想です。

ネタバレありの感想になります。

　　

　　

　　

ユキコサイド

オープニングからユキコが教える豆知識。

最近、黒川森生（杉野遥亮さん）に懐かれていることをモノローグで語りながらニンマリする赤座ユキコ（杉咲花さん）。すかさず笑顔を引っ込めて自分に突っ込みます。

「いや、にやけてないし」

　　

　　

黒川サイド

いつもの喫茶店で、緑川花男（戸塚純貴さん）桃井草介（堀夏喜さん）橙野ハチ子（生見愛瑠さん）相手にユキコ（杉咲花さん）について語る黒川（杉野遥亮さん）。

「白杖と点字ブロックってヤツがユキコさん守ってくれてんだよ。発明してくれた人、マジありがと」

　　

　　

ユキコと黒川映画へ行く

今日は祝日。

ユキコ（杉咲花さん）は、盲学校のクラスメイト紫村空（田辺桃子さん）と映画へ行く予定。姉の赤座イズミ（奈緒さん）は細かいことまで心配をします。

映画館へと向かうユキコ（杉咲花さん）は、平日と勘違いして、通学路で待ち伏せていた黒川（杉野遥亮さん）と顔を合わせます。

そこへ空（田辺桃子さん）から電話。体調不良で映画に行けないそうです。

「じゃあ、俺と一緒に行きませんか!?」

そして、2人はユキコ（杉咲花さん）が大好きなゾンビ映画を一緒に観ることになります。

それを知ったハチ子（生見愛瑠さん）は面白くありません。

黒川（杉野遥亮さん）は座席につくと、買ってきたポップコーンを勧めますが、ユキコ（杉咲花さん）は、大好きだけどコロコロした小さい食べ物はこぼしても見えないから外では食べないようにしている、と断ります。

映画が始まると、ユキコ（杉咲花さん）の手を握ってくる黒川（杉野遥亮さん）。

ユキコ（杉咲花さん）は、「ヤンキーは手が早いのか？」と警戒しますが、黒川（杉野遥亮さん）は、食べやすいように手のひらの上にいくつかポップコーンを置いてくれたのでした。

久しぶりに食べるポップコーンに感激するユキコ（杉咲花さん）と、それを見てガッツポーズをする黒川（杉野遥亮さん）。

ゾンビ映画を堪能するユキコ（杉咲花さん）に対して、ビビる黒川（杉野遥亮さん）。そんな黒川（杉野遥亮さん）を見て、ユキコ（杉咲花さん）は心の中で「ったく、チキンだな」と呟きます。

映画が終わり、歩きながらユキコ（杉咲花さん）は「この監督のゾンビシリーズ、シーズン1の音声ガイドがついていないの」と話します。

ユキコ（杉咲花さん）に、もしかして怖かったのか、と聞かれた黒川（杉野遥亮さん）は、「まさか、人呼んで、虹町を牛耳るクロヒョウのモリっすよ！」と強がります。

　　

　　

ハチ子襲来

帰り道、自販機で飲み物を買う2人。

自分の飲みたいミルクティーが出るか、運試しをするユキコ（杉咲花さん）。

押したボタンは缶コーヒー。黒川（杉野遥亮さん）がそのコーヒーの応募券をためて鬼ジャン（ダサい笑）を当てようとしていることを知ったユキコ（杉咲花さん）は、缶コーヒーを黒川（杉野遥亮さん）にあげて、自分は別の飲み物を買います。

あと1枚で応募券がたまると嬉しそうに言う黒川（杉野遥亮さん）に、またその缶コーヒーが出たらあげる、とユキコ（杉咲花さん）は言います。

ベンチに座り、おいしそうに飲む2人。いい雰囲気。

2人が、連絡先を交換しようとした、その時･･･

「森生ー！」

2人の様子を気にして映画館までやってきたハチ子（生見愛瑠さん）がついに切り込んできました。

ユキコ（杉咲花さん）は、持っていた飲み物をセーターにかけてしまいます。

ハンカチを濡らしてくる、と女2人を残して去ってしまう黒川（杉野遥亮さん）。

ハチ子（生見愛瑠さん）は、嫉妬心から、黒川（杉野遥亮さん）は困っている人を放っておけないからユキコ（杉咲花さん）のことも放っておけないのかも、自分も白杖を持ちたい、そしたら黒川（杉野遥亮さん）がずっと傍にいてくれるかもしれないのに、と言います。

それを聞いたユキコ（杉咲花さん）の脳裏には、白杖を持つことに葛藤し涙した過去の日々が思い浮かび･･･「じゃあ持ってみればいいじゃん！」と。

そこに戻ってきた黒川（杉野遥亮さん）。ユキコ（杉咲花さん）は、「同情されたくて白杖を持っているわけじゃないから！私の気持ちなんてわかるわけないんだよ！」と強い言葉を投げて一人で帰ってしまいます。

　　

　　

黒川と距離を置こうとするユキコ

自宅に戻ったユキコ（杉咲花さん）は、登校道で黒川（杉野遥亮さん）に会いたくないから、明日は車で学校に送ってほしいと姉・ イズミ （奈緒さん）に頼みます。

翌朝、車で学校へ向かう途中、いつも黒川（杉野遥亮さん）が待っている辺りで、ユキコ（杉咲花さん）は、黒川（杉野遥亮さん）がいるかイズミ（奈緒さん）に尋ねます。本当は黒川（杉野遥亮さん）はいつも通りそこにいたのに、「いないよ」と嘘をつくイズミ（奈緒さん）。

イズミ（奈緒さん）は同僚に、妹の恋愛を邪魔する小姑みたい、と言われてしまいますが、「黒川（杉野遥亮さん）はユキコ（杉咲花さん）にはふさわしくない」と言い切ります。

イズミ（奈緒さん）は、黒川（杉野遥亮さん）に直接会い、「ユキコ（杉咲花さん）はあなたとは違って目が見えない世界にいる、あなたなんかにユキコ（杉咲花さん）の気持ちはわからない」「もう通学路でユキコ（杉咲花さん）を待つのは止めて」と言います。

ユキコ（杉咲花さん）を何か傷つけた自覚のある黒川（杉野遥亮さん）は、それを受け入れます。

　　

　　

ユキコの過去

ユキコ（杉咲花さん）は中学時代、好きな人がいました。

相手は、サッカーの得意な幼馴染の男の子。

目の症状が進行したユキコ（杉咲花さん）は、父・誠二（岸谷五朗さん）から白杖を持つことを勧められます。

「嫌だよ、普通じゃなくなっちゃうってことでしょ」

受け入れられず泣き崩れます。

ユキコ（杉咲花さん）は白杖を使わず、好きな男の子のサッカーの試合を観にいこうとします。

道を渡ろうとしたところで、車が走ってきて、ユキコ（杉咲花さん）を守ろうとした好きな男の子はケガをして試合に出られなくなってしまいます。

それをきっかけにユキコ（杉咲花さん）は白杖を持つことを決意し、好きな男の子とは会うことのないまま引っ越すこととなります。そして恋をすることにも蓋をしてしまったのです。

　　

　　

黒川に会いたいユキコ

父・誠二（岸谷五朗さん） とユキコ（杉咲花さん）は、互いの性格について話をします。

自分は慎重派で計画的だというユキコ（杉咲花さん）に、「子どもの頃はそうじゃなかった」「この前だって白杖持つのを忘れて慌てて家を飛び出していったじゃないか、ああいうユキコ（杉咲花さん）久しぶりだったな」と誠二（岸谷五朗さん）は返します。

ユキコ（杉咲花さん）は、黒川（杉野遥亮さん）と出会ってからの自分を振り返り、自販機で運試しをします。鬼ジャンの応募券付の缶コーヒーが出てきたユキコ（杉咲花さん）は、いつも黒川（杉野遥亮さん）が待ち伏せをしている場所に行きますが、姉・イズミ（奈緒さん）と約束をしたため、そこにはもういません。

ユキコ（杉咲花さん）は黒川（杉野遥亮さん）のことを何も知らないことを思い知らされます。

記憶を辿り虹町に住んでいるという情報を頼りに、ユキコ（杉咲花さん）は初めて一人で路線バスに乗って虹町へと向かいます。

ところが、経由違いのバスに間違って乗ってしまい、見知らぬバス停で降りることに。

タクシーを拾おうとしますが、全くタクシーが通らず、途方に暮れるユキコ（杉咲花さん）。

そこに車で通りかかったのは黒川（杉野遥亮さん）のライバル、金沢獅子王（鈴木伸之さん）。

自分は森生の知り合いだと自己紹介し、困っているユキコ（杉咲花さん）を車に乗せて黒川（杉野遥亮さん）の家まで連れていってくれます。

　　

　　

再び会えた2人

黒川（杉野遥亮さん）の家につくと、アパートの階段から目隠しをした黒川（杉野遥亮さん）が転がり落ちてきます。

ユキコ（杉咲花さん）の気持ちを少しでもわかろうと、目隠しをして生活をしてみたそうです。

こわくて不安だったけど、世界はもっとずっと広い、今まで目で見てても気づかなかったことがきっとたくさんあるって発見もあって、嬉しかったんだそうです。ユキコ（杉咲花さん）の気持ちが少しわかった気がしたから。

「今日会いたかったからきた」というユキコ（杉咲花さん）に、今のって告白！？とドギマギする黒川（杉野遥亮さん）。

ぶっきらぼうに否定して、缶コーヒーを渡しにきただけだとごまかすユキコ（杉咲花さん）。

素直に、ユキコ（杉咲花さん）に会えて嬉しい、と伝える黒川（杉野遥亮さん）。

そんな2人を見守り、そっと去っていく獅子王（鈴木伸之さん）。いいやつ。

その後、黒川（杉野遥亮さん）の提案で、いつもの喫茶店でユキコ（杉咲花さん）が観たいと言っていたゾンビシーズのシーズン１の上映会をします。黒川（杉野遥亮さん）が怖がりながらも一生懸命音声ガイド。

ユキコを送っていく黒川（杉野遥亮さん）。

その途中で、黒川は動きを止めて「お、お姉さんが、目の前にいます」と。

前方から、こわーい顔してカツカツ歩いてくる姉・イズミ（奈緒さん）。

　　

　

次の話（第3話）はこちら