『最愛』第3話：あらすじと感想（ネタバレ・推察・考察を含みます）

　

前回（第2話）はこちら。

　

『最愛』第3話

『最愛』は、TBS系で放送されている連続テレビドラマ。

吉高由里子さん

　

松下洸平さん

　

井浦新さん

　

らが出演しています。

　

ネタバレを含みますので、ご了承ください。

また、勝手な推察・考察も含みます。

　

ってこともあるかもしれませんが、ご了承ください。

　

オープニング

今回は、 加瀬賢一郎（井浦新さん） のナレーション。

第1～2話のダイジェスト的な映像が流れます。

「人に見返りを求めてはいけない。求めなければ誰かを憎むことも蔑むこともない」

『最愛』第3話

加瀬（井浦新さん）は、父母を早くに亡くし、社会に出て真田家という家族を得たそうです。

現在：梨央と大輝

前回、真田梨央（吉高由里子さん）の自宅近くに宮崎大輝（松下洸平さん）がやってきて、「話聞きにきたんでしょ」と聞く梨央（吉高由里子さん）に「できれば友達として話したい、秘密は守る」と大輝（松下洸平さん）が話すところで次回へ続きました。

2人は梨央（吉高由里子さん）の馴染みのもんじゃ焼き屋さんへ。

注文をして「大ちゃんも何か食べる？」昔の呼び名で呼ぶ梨央（吉高由里子さん）。

　

昔の話をする2人。

梨央「東京名物制覇した？」

大輝「制覇するって言ったのは俺じゃない」

梨央「私か」「渋谷にギャルみにいこうって言ってたのは？」

大輝「それは優」

弟・優は、月に1回は梨央（吉高由里子さん）に連絡をくれていることが判明！ただどこで何をしているかはわからないようで。

　

自分のことをじっと見る大輝（松下洸平さん）に「やっぱり刑事だ」と梨央（吉高由里子さん）。

「何で社長になってんの。聞いてねえよ」と大輝（松下洸平さん）。

「刑事が仕事に私情を挟むのはよくない」と言う梨央（吉高由里子さん）に、「挟むなって言われても挟まるだろ」と大輝（松下洸平さん）は答えます。「こんな形で再会すると思わなかった」と。

梨央（吉高由里子さん）は、大輝（松下洸平さん）に話します。

前回見せられたお守りには見覚えがあり、昔、入試の時に大輝（松下洸平さん）がくれたお守りに似ていると思ったこと。もらったその日に寮のどこかでなくしたこと。

そして被害者の渡辺昭（酒向芳さん）と会社以外にも3日夜12時頃に芝池公園で会ったこと。ただ話しただけで殺してはいないこと。

「信じてくれる？」と問う梨央（吉高由里子さん）。無言のまま見つめ合う2人。

現在：梨央と加瀬

大輝（松下洸平さん）が帰ったもんじゃ焼き屋さんに、加瀬（井浦新さん）が向かっています。その途中で、ぶつかりそうになったのは、専務・後藤信介（及川光博さん）の情報屋の男（高橋文哉さん）。

梨央（吉高由里子さん）の姿を見つけると「今度刑事がきたら立ちあうって、連絡くれるって言ったよね」「想定問答通りに答えた？答えてないだろ、その顔は、もう･･･」と呆れながら心配しながら怒っています。

現在：捜査状況

昭に会っていた梨央

署に戻る大輝（松下洸平さん）にフリーライター・橘しおり（田中みな実さん）が接触。昭（酒向芳さん）と息子・渡辺康介（朝井大智さん）の事件について質問をしますが、無言で去る大輝（松下洸平さん）。

　

　

梨央（吉高由里子さん）が大輝（松下洸平さん）にした話は、防犯カメラの映像、タクシーの領収書から矛盾がないことが証明されます。

梨央（吉高由里子さん）は、康介（朝井大智さん）について知っていることはないと伝えたが、昭（酒向芳さん）は納得せず梨央（吉高由里子さん）の右腕をとろうとしたので、それを振り払い公園の外に出たそうです。

梨央（吉高由里子さん）の家の近くで車で接触しようとした不審車両の持ち主が判明。前科前歴のない男性（免許証には下の名前が貴史って書いてある、かまいたちの山内似）。

相棒刑事・桑田仁美（佐久間由衣さん）と梨央（吉高由里子さん）について話す大輝。

刑事の顔です。

桑田「（梨央と）和気あいあいって感じでもなかったです？」

大輝「当たり前だろ、人が殺された話しに行ってんだ」

桑田「（梨央は）まだ話してないことありそうですか？」

大輝「話したくないことがあってそこを避けて話してる。個人的なことか会社のことかヨメない」

桑田「本当に真田（梨央）さん（昔）近所に住んでただけですか？」

大輝「だけだって」と立ち去り。

被害者の昭（酒向芳さん）が、現金を持ち帰ったのは事件前日の午後4時3分、入手場所は徒歩圏内であることがわかります。

そして、梨央（吉高由里子さん）の個人口座と会社の口座に、500万円の取引履歴はないことが確認されます。

大輝（松下洸平さん）と桑田（佐久間由衣さん）は、芝池公園から自宅まで梨央（吉高由里子さん）を乗せたタクシー運転手に話を聞きに行きます。特別変わった様子はなかったと運転手は言いますが、車内カメラに映っていた梨央（吉高由里子さん）は泣いていました。

　

　

現在：梨央への脅迫メール

梨央（吉高由里子さん）の家。弟・優からのハガキが壁一面に貼ってある（月1回の連絡ってハガキだったのね）。絵ハガキに‟僕は元気です”の一言のみ書かれたたくさんのハガキ。

真田ウェルネスには、事業説明会の中止を求める脅迫メールが届きます。専務の後藤（及川光博さん）は説明会を中止にするように進言しますが、梨央（吉高由里子さん）は中止にはしないと言い切ります。後藤（及川光博さん）は殺人事件に梨央（吉高由里子さん）が関係していることも懸念します。対立する二人。

2012年：優が姿を消す

【僕は人を殺した。姉ちゃんが消してくれた記憶を僕は取りもどした。なかった事にはできない】と置手紙をしていなくなった15歳の弟・優。

優のためなら何でもできると思ったのに、何もできなかったと梨央（吉高由里子さん）は振り返ります。

慌てて優を捜し回る梨央（吉高由里子さん）。夜の街で落ち込む梨央（吉高由里子さん）に声をかける加瀬（井浦新さん）。「あなたには新しい家族がいます、帰ってください、家に帰りましょう」と手を差し伸べる加瀬（井浦新さん）。梨央（吉高由里子さん）はその手をとり家に戻ります。

後日、母・梓（薬師丸ひろ子さん）は、優を見つけ出します。しかし優は梨央（吉高由里子さん）には会いたくない、朝宮優であることも梨央（吉高由里子さん）ときょうだいであることも捨てたい、理由は梨央（吉高由里子さん）も知ってる、と。

月1では無事を知らせるように伝えた、心配はいらないと、梓（薬師丸ひろ子さん）。

「優のことも、薬のことも、あきらめたくない」と梨央（吉高由里子さん）は加瀬（井浦新さん）の前で声をあげて泣きます。

現在：事業説明会

梨央（吉高由里子さん）の秘書に聞き込みをしていた大輝（松下洸平さん）と桑田（佐久間由衣さん）。その際、2人は、梨央（吉高由里子さん）に脅迫メールがきていることを知ります。

真田ウェルネスの事業説明会が始まります。

梨央（吉高由里子さん）は、控室で自分の登壇時間を待ちます。

駐車場を見回っていた大輝（松下洸平さん）は、以前梨央（吉高由里子さん）に接触しそうになった不審車両と同じナンバーの車を見つけます。

会場で車両の持ち主の男（かまいたち山内似の、いやよく見たらさほど似てなかったんだけど）を捜しますが、男は警備員の格好をして、既に梨央（吉高由里子さん）の控室に。

刃物をつきつけて、梨央（吉高由里子さん）を控室の外へ連れ出します。

不審者を捜す大輝（松下洸平さん）の動きに気づく加瀬（井浦新さん）。

控室から連れ出される直前、加瀬（井浦新さん）を呼び出したままのスマホを床に落とす梨央（吉高由里子さん）。

電話に出た加瀬（井浦新さん）は返答のないことをあやしみます。

連れ出される梨央（吉高由里子さん）を見つけた大輝は後を追いかけます。

連れ去られる助けにきたのは･･･加瀬（井浦新さん）。

男（森下というらしい）は加瀬（井浦新さん）を切りつけ、まもなく到着した大輝（松下洸平さん）がとりおさえます。

男（森下）は「真田梨央は人殺しです！」と騒ぎ出し、「ちょっと黙ろうか」と大輝が黙らせます。

騒然とする会場。

　

　

窮地に立たされる梨央

橘（田中みな実さん）は、後藤（及川光博さん）に電話で「社長は事件に絡んでいてクロ」と報告をします。そして伝えたいことがあるから時間をとってほしいと。

橘（田中みな実さん）は、真田ウェルネスの裏資金をずっと追っているようです。

救急車で運ばれる加瀬（井浦新さん）。心配をして付き添う梨央（吉高由里子さん）。

病院に大輝（松下洸平さん）もかけつけ、廊下で梨央（吉高由里子さん）と話をします。

梨央「今でも走ってんの？」（大輝は大学時代陸上部）

大輝「たまに」

梨央「あの人誰なの」

梨央（吉高由里子さん）を襲った犯人は、森下貴史。元モリノテクスノ社長で、真田ウェルネスに研究員を引き抜かれて会社が潰れたと梨央（吉高由里子さん）を恨んでいたそう。

梨央「人を救うとか助けるとか、簡単じゃないよね」

薬が承認されるまで波風を立てたくなかった梨央（吉高由里子さん）。

大輝「これは俺の想像だけど、昭さんにも脅迫されてた？」

梨央「ホントに。友達として話せたらいいのに。どこ行きたいとか。あれ食べたいとか。ギャルみにいこうとか」

大輝「それは優」

梨央「箱根駅伝のコース散歩するって言ったのは？」

大輝「それは俺」

長椅子に座っている梨央（吉高由里子さん）のすぐ隣に座る大輝（松下洸平さん）。

梨央「優もいて、お父さんもいて、周りはみんな優しくて、なんにもこわくなかった」

大輝「ずっとどうしてるんか、気になっとった」

じっと見つめあう二人。

泣きそうな顔で小さく笑う梨央（吉高由里子さん）。

　

株価は下落。説明会参加者があることないこと拡散。会社前にはマスコミが集まり、問合せが殺到。説明会を仕切り直すのは困難な状況。

橘（田中みな実さん）は後藤（及川光博さん）に、梨央（吉高由里子さん）と殺人事件の関係を書いた記事のゲラをメールで送ります。「会社の評判を下げろといった覚えはない」と憤る後藤（及川光博さん）に、記事はまだゲラで外に出さない方法もあるという橘（田中みな実さん）。

このゲラは真田グループの役員に送りつけられます。

　

　

昭に500万円を渡した男

昭（酒向芳さん）にホテル近くの喫茶店で500万円を渡した若い男が判明します。

その男は、昭（酒向芳さん）が殺害された前後に公園周辺の防犯カメラに映っていた中の一人で、後藤（及川光博さん）の情報屋の男（高橋文哉さん）であることが、わかります。