ドラマ「アンナチュラル」
ドラマ「アンナチュラル」の舞台は、異状死体や犯罪死体を解剖し死因を究明するUDIラボ(不自然死研究究明研究所)
UDIラボに勤務するのは、所長の神倉保夫(松重豊)、法医解剖医の三澄ミコト(石原さとみ)、中堂系(井浦新)、臨床検査技師の東海林夕子(市川実日子)、坂元誠(飯尾和樹)、バイトの医学生である記録員の久部六郎(窪田正孝)
死因を究明することで、未来の誰かの命を救う物語です
ドラマ「アンナチュラル」の舞台は、異状死体や犯罪死体を解剖し死因を究明するUDIラボ(不自然死研究究明研究所)
UDIラボに勤務するのは、所長の神倉保夫(松重豊)、法医解剖医の三澄ミコト(石原さとみ)、中堂系(井浦新)、臨床検査技師の東海林夕子(市川実日子)、坂元誠(飯尾和樹)、バイトの医学生である記録員の久部六郎(窪田正孝)
死因を究明することで、未来の誰かの命を救う物語です
※内容詳細に触れています
ネタバレしたくない方はお気をつけください
ある日、UDIラボに、突然死した息子・高野島渡(野村修一)の「虚血性心疾患(心不全)」 という死因に納得がいかない父母(野添義弘、長野里美)がやってきて死因究明を依頼
フォレスト葬儀社の木林南雲(竜星涼)が、渡(野村修一)の遺体を運んできます
所長(松重豊)が、三澄班と中堂班、どちらが解剖をするのかと尋ねます。ミコト(石原さとみ)は、公平に決めないかと提案しますが、中堂(井浦新)は「俺に実績で並んだらな」と言い捨てて去っていきます
中堂、嫌なヤツなのに、井浦新さんが演じると「アリだな」って思っちゃう、くうっ
ミコト(石原さとみ)たちの解剖の結果、心臓にはなんの異状もなく、急性腎不全の症状が見つかります
薬毒物死を疑い、詳細な検査にかけますが、死因となった毒物が何かがどうしても特定できません
ミコト(石原さとみ)とバイト医学部生である久部(窪田正孝)のやりとり
ミコト「これを機に、法医学者を目指さない?」
久部「法医学者って死んだ人のための学問でしょ?生きている人を治す臨床医の方が」
ミコト「法医学は、未来のための仕事」
久部「未来のための仕事?」
TBSドラマ「アンナチュラル」第1話
渡(野村修一)と一緒に仕事をしていた若い女性の同僚・敷島由果(田中こなつ)が、渡(野村修一)が亡くなった翌日に、原因不明の突然死を遂げていたことが判明します
ミコト(石原さとみ)、東海林(市川実日子)、久部(窪田正孝)は、由果(田中こなつ)の母親(いしのようこ)に話を聞きにいきます
警察からは、喘息の薬を飲んでいたので急な発作で亡くなったのではないかと言われたとのこと
ミコト「何にせよ、ご遺体がないとわかんないよ。何で火葬しちゃうかな。お骨じゃ無理。骨だけじゃさっぱり分からん」
東海林「骨だけでもさ、ボーンズ博士だったら、何でもわかるよ」
ミコト「アメリカはいいよね、再調査ってなったら、お墓から死体まるごと掘りおこせばいいんだもん」
TBSドラマ「アンナチュラル」第1話
最終回まで見終わってから聞くと、一話の段階でこんな伏線張ってたのか!っていうセリフ!
ミコトは彼氏(福士誠治)と久々に会う約束の場所へ
「あの話考えてくれた?」彼氏(福士誠治)からそう言われたミコト(石原さとみ)
その足で実家に行き、母・夏代(薬師丸ひろ子)、弟・秋彦(小笠原海)に、「今度つきあっている人をつれてくる」と伝えます。結婚話だと母(薬師丸ひろ子さん)は喜びます
死因を究明するために渡(野村修一)のアパートでミコト(石原さとみ)、東海林(市川実日子)、久部(窪田正孝)が調査をしていると、渡(野村修一)の遺体の第一発見者でもある婚約者・馬場路子(山口紗弥加)が現れます
ベランダで煙草をふかしながら発見の経緯を淡々と語る路子(山口紗弥加)
路子(山口紗弥加)の仕事は、劇薬毒物製品の開発
路子(山口紗弥加)が、もしまだ誰も知らない未知の【名前のない毒】を開発していたとしたら、完全犯罪が成立します
渡(野村修一)が死んだときには、一人で自宅にいたのでアリバイがない路子(山口紗弥加)
渡(野村修一)の上司は「高野島(野村修一)は馬場(山口紗弥加)と結婚する予定だった」と言い、同僚の女性は「高野島(野村修一)と突然死した敷島由果(田中こなつ)が男女の仲だった」と言う
会社では、三角関係のもつれで、馬場(山口紗弥加)が渡(野村修一)と敷島(田中こなつ)を殺したのではないかと噂されていた
しかし調査をしても、その証拠は出てきません
いかにもクールな馬場があやしげだけど・・・
ミコト(石原さとみ)は、久部(窪田正孝)から、サウジアラビア出張から帰った渡(野村修一)が土産の菓子を敷島(田中こなつ)にも渡していたこと、その際に咳をしており、それが敷島(田中こなつ)にうつったことを聞く
早速、海外の論文をリサーチし″MERS(中東呼吸器症候群)″を疑うミコト(石原さとみさん)
PCR法で検出したところMERSコロナウイルスで亡くなったことが判明
渡(野村修一)と敷島(田中こなつ)に接触した人は82人、陰性が確認されるまで所定の施設で隔離措置がとられることとなる
ウイルスを持ち込んだとされた渡(野村修一)は、世間から叩かれることになり、渡(野村修一)の両親は「風邪ぐらいで学校を休むな、我慢強い男になれと育ててきたのが、間違っていたのか、頑張りすぎちゃったのかな」と言い、すみませんと謝罪して頭を下げるのでした
新型コロナウイルスが蔓延している昨今では「PCR」も「隔離」も身近だし、感染者への差別も問題視されているけど、このドラマの放映された2018年時点には勿論そんな状況でもなく・・・2年後の日本を暗示しているような描写だな
渡(野村修一)の婚約者・路子(山口紗弥加)は「帰国して3日後の健康診断では結果良好だったから、渡は無実だ」とミコト(石原さとみさん)に訴えます
ミコト(石原さとみ)は「健診でウイルス検査はしない」そして「ごめんなさい。今よりもっとつらいことになるかもしれません」「健診を受けた大学病院には免疫力の落ちた患者さんが大勢います。感染は彼らの命に関わります」と
渡(野村修一)がどれだけの人数と関わり感染を拡大したのか調べないといけないのです
「今月は出ませんでした、赤い金魚」と葬儀社の木林南雲(竜星涼)が中堂(井浦新)に報告をしています。「引き続き頼む」と木林(竜星涼)に賄賂を渡す中堂(井浦新)
中堂は内緒で木林に何かを依頼しているみたい。″赤い金魚”とは?
路子(山口紗弥加)はミコト(石原さとみ)に、帰国した翌日が渡(野村修一)と一緒に過ごした最後だと言います
ミコト(石原さとみ)は「つかぬことを伺いますが・・・」とその日に男女の営みがあったことを確認
しかし路子(山口紗弥加)はMARSには感染していません
そこで、帰国して3日後に健診を受けた病院でのMARS感染が疑われることとなります
中堂(井浦新)が、その病院で渡(野村修一)が健診に行った1か月も前から患者の死亡数が倍増していることを示しますが、院内で死亡した患者は院内で死因を判断されるので、病院が死因を隠そうと思えば隠せてしまうので死因を明らかにするのは難しい・・・
その病院でMARS疑いで死亡した方でもうすぐ火葬されるご遺体があると知ったミコト(石原さとみ)は、葬儀場に駆けつけて解剖をさせてほしいと依頼し、その結果、MARSに感染していたことが判明
渡(野村修一さん)がサウジアラビアからMARSを持ち込んだわけではなく、国内での院内感染であったことが、世の中に明らかになるのでした
真実が明らかになることで、渉の名誉は回復されました。よかった!
ミコト(石原さとみ)は彼氏(福士誠治)の両親と会う約束の日に仕事で遅れてしまします
彼氏(福士誠治)は「ただの待ち合わせならいくらでも待てる。でも今日は・・・今日くらいはこっちを優先してほしかった」と、これを機に二人は別れることとなります