アンナチュラル第7話は、望月歩くん、神尾楓珠くんがゲストで登場する、高校でのいじめをテーマにした回
物語の終盤に、この作品のメッセージが込められているので、途中で心が折れそうになるシーンがあるけれど、できるならば最後までみてほしい
アンナチュラル第7話は、望月歩くん、神尾楓珠くんがゲストで登場する、高校でのいじめをテーマにした回
物語の終盤に、この作品のメッセージが込められているので、途中で心が折れそうになるシーンがあるけれど、できるならば最後までみてほしい
ある日、ミコト(石原さとみ)の携帯に「これを見たら電話をください」と謎のリンクアドレスが貼られたメールが届く。差出人は、予備校で働く弟・秋彦(小笠原海)から紹介された法医学に興味を持つ高校1年の男子生徒だ。ミコトがアドレスをクリックすると、「殺人者S」と名乗る学生が、自分が殺したというYの遺体を「殺人実況生中継」としてライブ配信していた。
殺人者Sはミコトに対し、「Yくんの死因はなんでしょう?」と挑戦状を叩きつける。もし答えを間違えたら、人質になっているXも殺すという。中堂(井浦新)は挑発に乗るなと止めるが、ミコトはSの勝負に乗ることに。しかし、ライブ配信で映し出される映像しか死因を特定するヒントはない。果たしてミコトは、遠隔診断でYの死因にたどり着けるのか?
TBS金曜ドラマ『アンナチュラル』HP
ライブ映像には、殺人者Sを名乗る男子学生(顔は加工で赤パプリカ?になっている)、うつ伏せに倒れている被害者の男子学生Y(周囲に出血の痕跡)、壁にもたれて座っている人質の男子学生X(ん?マネキンぽいかも?)の姿が映されます
まずミコトは、本当に亡くなっているのかを確認するために、殺人者SにYくんの瞳孔を映すように求めます
そして、Yくんは実際に亡くなっていることがわかります・・・
中継映像から情報を集めるミコトたち
殺人者Sは、ライブ視聴者が増えるふたびにヒントを一つずつ出すと言います。
殺人者Sと被害者Yの身元が早々に判明します
物語の導入で「弟・秋彦の予備校の生徒の白井くん」って名前が出てきてるし、テーマは犯人探しじゃないしね
殺人者は、翠川高校1年の白井一馬(望月歩)
そのことを知るミコトの弟・秋彦は、教員たちに伝えに行き、ミコトも高校へかけつけます
被害者のYは、横山伸也(神尾楓珠)だと判明
同じ高校の生徒たちにも、ライブ配信が拡散されて「白井と横山ではないか?」と騒ぎが大きくなっていきます
UDIラボのメンバーは、高校内の調査を開始、警察もかけつけます
1つ目のヒントは『Yくんを殺したのは別の場所』
2つ目のヒントは『刺された背中』
殺人者S白井が、被害者Y横山の服をナイフで割いて刺された背中を見せる映像の中から新たなヒントが見つかります
3つ目のヒントは『凶器のナイフ』
殺人者Sは、画面に、大きく凶器のナイフを映してみせます
切迫する雰囲気の中で、冷静に確実に情報を集めていくミコトたち
ミコトは「殺人者Sは、できるだけ多くの人前で、私に言わせたい答えがあるのではないか」と推測します
ミコトは、UDIラボに残っている中堂に連絡し、協力を求めます。ミコトに反対しながらも、ライブ配信の動向を気にかけていた中堂は、渋々(でも素早くw)ミコトに指示された通りに動きます
中堂は、パワハラ問題で関係がこじれているの坂本(飯尾和樹)ところへ出向き、「よく来れたね」と呆れられ、誓約書を突きつけられた上に謝罪を求められ「す・・・すまなかった」と謝り(直後にクソ!と叫ぶw)、科学捜査用ライトを2台借りてくることに成功
「地獄のような時間を少しはねぎらえ!」という中堂に、「あちらさんの方が地獄だったと思いますけど」と笑顔で返すミコト
本当は気にかけているのに、ツレない素振りをしてみせる中堂、やっぱりすき♡
久部(窪田正孝)に「中堂のことをどう思っているのか?」と聞かれたミコト
「中堂は恋人の死に罪悪感を感じている」「中堂は犯人を見つけ出した殺すつもり」「私はそれを止めたい」と答える
生徒たちから、被害者Y横山が、一見仲がよさそうに見える小池(小野寺晃良)という生徒たちから、跳び蹴りをされていたとの話が出てくる
被害者Y横山は担任に訴えたこともあるそうだが、担任は「いじめなんて大げさなもんじゃない」と
クラス委員の女子生徒(森高愛)は、小池に「ライブ映像に映っているナイフは小池のものだ」「小池が横山を殺したのではないか」と詰め寄り、喧嘩になる
また教頭は「最近は収まっていたが、入学当初、白井はイジられがちだった」「生徒たちの中には、今回のライブ中継は、小池が白井にやらせているんじゃないかと言う者もいる」と話す
教員に呼び出された小池は悪態をついて「昨日のことは言いたくない」の一点張りでしたが、少年課の警察官にバトンタッチし「これは刑事事件だ」「親も先生もかばっちゃくれない」と言われると、仲間と駅前の書店で万引きして捕まっていたことを告白します
つまり、被害者Y横山をいじめていた小池たちにはアリバイがあり犯人ではないことが明らかになります
万引きっていう、ろくでもないアリバイがね
ミコトは、殺人者S白井に「Yの死因がわかった」と連絡をする
「Yくんは出血多量で亡くなった」「凶器は殺人者Sの手元にあるナイフ」
そして「背中にある傷の入口と傷の出口と考えられる腹部の皮下出血の位置がぴったり重なり過ぎて不自然」である、と
普通3か所も刺せば、ナイフの入る角度はバラバラになるそう
「現場から紙粘土の痕跡が発見されたことから、紙粘土に同じ刃渡りのナイフを3本突き立て乾燥させ、その上に背中から倒れ込み、Yが自分の背中を自分で刺した」
「凶器に紐を結んで反対側に重しをつけて窓の外に出しておき、自分で背中を刺した後、ストッパーを外すことで、窓の外の排水溝に隠した」
「Yは、復讐したい小池のナイフを使うことで、小池を犯人に仕立てようとした」
「死因は、刃物による自殺」
ライブ中継の中で、死因について説明をするミコト
「全然違う!大外れ!」と声をあげる殺人者S白井
ミコトは、法医学者としての見解を述べた後に「個人の見解」として話を続けます
Yくんの背中には日常的に暴力を受けていた痕があったが、暴力は見過ごされ、追い詰められた彼は最悪の選択をしてしまった
「法医学的には自殺、でも私は殺されたんだと思う、いじめという名の殺人」
殺人者S白井が、敢えて注目を集めるためにライブ配信までして伝えたかったことを、ミコトが言葉にしてくれました
白井の涙の独白シーン
ここから「さすが望月歩!」なお芝居がラストまで続くよ
入学当初、小池たちにからかわれていた白井を助けてくれたのが横山でした。そのせいで、横山がいじめのターゲットなってしまいます
横山は白井に「小池たちもそのうちばかばかしいって気づくよ」と話していましたが、止まることはありませんでした、「遊びだ」と言いながら、推理小説を参考にして、今回の小池たちを犯人に仕立て上げて自殺するトリックを考えていく横山と白井
そして、昨晩、白井の元に横山から電話がかかってきます。「小池たちに呼び出された、あのトリックを試すチャンスだ」と話す横山に「あれは、遊びだって・・・」と戸惑う白井。横山は「何が遊びか・・・もうわかんないよ・・・」とつぶやきます
慌てて横山の元に向かう白井は、途中で万引きで連行される小池たちを目撃し、横山が今死んでも小池たちを犯人にできないことを悟ります。横山に知らせるために電話をしますが、間に合わず、学校にかけつけた時には、横山はすでに息絶えていたのでした・・・
白井は、独白が終わると「もう一人殺さなきゃ」と、人質Xを引っぱってきますが、それは人形でした(やはり)。顔の加工を外してライブ配信の視聴者たちに素顔を晒すと「僕は私立翠川高校1年A組の白井です」「死んだYと僕は、同じクラスの小池と澤田と松本にいじめられていました」「これは遺書です」と白井は自殺をしようとします
この後の、ミコトや中堂を通して伝えられるメッセージが突き刺さったよ
そこで「あなたが死んで何になるの?」と問いかけるミコト
あなたを苦しめた人の名前を遺書に残して、それが何? 彼らはきっと、転校して名前を変えて新しい人生を生きていくの。あなたの人生を奪ったことなんて、すっかり忘れて生きていくの。あなたが命を差し出しても、あなたの痛みは決して彼らに届かない。それでも死ぬの? あなたの人生は、あなたのものだよ
TBS金曜ドラマ「アンナチュラル」第7話
ミコトの言葉を聞いた白井は、ライブ配信を中止します
久部、東海林(市川実日子)、中堂は、白井がライブ中継をしている場所を特定して突入し、ナイフを持っている白井と中堂が対峙します
白井「横山は死んだ」
中堂「ああ」
白井「僕だけが生きてていいのかな」
中堂「死んだやつは答えちゃくれない、この先も。許されるように、生きろ」
TBS金曜ドラマ「アンナチュラル」第7話
白井の手からナイフを奪う中堂、横山の遺体に服をかける東海林
その後のUDIラボ
中堂がミコトに、8年前の事件の被害者である恋人の遺体の口腔内の写真をみせます。そこには、赤い金魚のような跡が。
その4年後と半年前にも同じ特徴の遺体が見つかったが、どれも若い女の遺体で殺しの手口はバラバラ、3人には接点もないことを話す。
「協力しろ」と言う中堂に「了解」と答えるミコトでした
中堂の「協力しろ」は「お前のことを信頼している、協力してほしい、お願いします」の意ね笑?