いよいよ中堂の婚約者・糀谷夕希子の事件の真相が明らかになっていく第9話
可能なら、完結まで9-10話と一気に観ることをオススメします!
いよいよ中堂の婚約者・糀谷夕希子の事件の真相が明らかになっていく第9話
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空き家に置かれたスーツケースの中から若い女性の遺体が発見された。ミコト(石原さとみ)が遺体を確認すると、中堂(井浦新)の死んだ恋人・夕希子(橋本真実)と同じ“赤い金魚”の印が口内から見つかったーー!
“赤い金魚”が口の中に残されていたご遺体は、夕希子を含め過去に3体。UDIは“赤い金魚”のあるご遺体は、同じ犯人によって殺された可能性が高いと毛利刑事(大倉孝二)に訴えるが、正式な証拠がないと訴えを却下される。
それでもミコトたちは犯人に繋がるヒントを見つけるため、スーツケースの中から見つかった女性を解剖し死因究明を進める。ミコトは胃の内容物が、強烈な腐敗臭を放っていることに違和感を覚える。果たして女性の死因とは何なのか…?
そしてミコトと中堂は、とある証拠を発見し事件は急展開を迎える!中堂の恋人を殺した犯人はいったい誰なのか!?
TBS金曜ドラマ『アンナチュラル』HP
8話で火災が起きた雑居ビルの隣の空き家で、スーツケースに入れられた女性の遺体が発見され、その遺体の口腔内には、中堂の婚約者・糀谷夕希子と同じ“赤い金魚”の跡がありました
被害者は橘芹菜29歳、腐敗の進行具合から死後48時間前後と考えられましたが、これに比べて胃の内容物は異様に腐っており…また何かの中毒症状の可能性があることもわかります
そして、“赤い金魚”は、金魚柄の動物用おもちゃのボールを猿ぐつわの代わりに口に押し込まれたためにできたことがわかります。このデザインのボールは20年前に販売され、現在は流通しておらず販売ルートから犯人にあたるのは難しい・・・
過去の事件につながるのでは?とUDIのメンバーはさざめき立ちますが、毛利刑事(大倉孝二)は、正式な証拠がないから単独の事件として扱う、と
亡くなった3名の死因はや殺害場所はバラバラ、“赤い金魚”も中堂が独自に調べていたもので正式な証拠とは言えないし…
細菌検査で、ボツリヌス菌が発見され、橘芹菜の死因はボツリヌス神経毒素による中毒死である可能性が出てきます
しかし、犯行日とされる28日前後から2日後の遺体発見まで、被害者も犯人も目撃されておらず、操作は難航します
所長の神倉は、警察庁から、週刊ジャーナルが出す予定だったUDIのゴシップ記事を握りつぶしたことを聞きます。そして、これまでのUDIに関する記事の内容から、ミコトと中堂に、UDI内の誰かが情報を漏らした可能性があることを伝えます
視聴者は知ってる・・・週刊ジャーナルのイヌは久部六郎であることを🐶
その情報漏洩の張本人、六郎は編集者の末次(池田鉄洋)から、宍戸(北村有起哉)が六郎に宛てた資料を受け取ります
中身は、糀谷夕希子を殺した犯人と同一犯かもしれない複数の事件の記事とピンクのカバのイラスト
末次は、その文章のクセ(白々しいポエム調ってw)から、資料の事件記事は署名は違うが全部宍戸が書いたものだと推測します
宍戸が事件に関与していることを疑う六郎は、宍戸に会い数々の疑問をぶつけますが「自分には橘芹那の死亡推定日にはアリバイがある」と返され、ボツリヌス菌の話をしてしまいます(←捜査情報漏洩)
宍戸は「ボツリヌス(botulinum)菌?UDIもたいしたことねーな」と笑いを堪えきれず「Bはもうやった」とアルファベットの歌をA、B、C、D、Eまで歌い「早くしねぇと間に合わねーぞ」と中堂に伝えるように六郎に煽るように言います
宍戸は、アルファベット順に事件が起きていることをほのめかしているわけだから、次は「F」のはず
改めて遺体発見現場に手がかりを求めにやってきたミコトと中堂は、5匹の蟻の死骸を見つけ、東海林(市川実日子)が検査したところ、蟻酸が発見されます
蟻酸が「Formic acid」頭文字がFであることに気づいた六郎は、ミコトたちに「蟻酸が死因ということはないか?」と聞きます。「何でそんなこと言い出したの?」とミコト、所長の神倉も訝しげに六郎を見ています。適当に理由をつける六郎・・・
死因がアルファベット順になってるかも?というのは、宍戸からの情報なので明かせないわけで
その後、遺体発見現場で見つかった蟻はクロナガアリであり蟻酸を出さないことがわかります。蟻酸を出さない蟻から、なぜ蟻酸が検出されたのか?
被害者の遺体を再解剖し、ホルマリンが検出されます
犯人は、頭皮など痕が見つかりにくいところから濃度の薄いホルマリンを点滴で投与して殺害
ホルマリンは空気に触れて酸化すると蟻酸になります。蟻から蟻酸が検出されたのは、ホルマリン水溶液に使って死んだからでした
通常の薬毒物検査では揮発性のホルマリンはとんでしまう、病理検査では内臓をホルマリンそのものにつけてしまうため気づかない・・・ホルマリンは盲点だったのです
ホルマリンは全身を巡り防腐効果のため遺体は腐りにくい状態にありましたが、飲んだわけではないので胃の内容物は通常通り腐っていったのです
ボツリヌス菌は死んでから体内で繁殖したのでした
ホルマリン防腐効果を考慮すると、殺されてから1ヶ月以上経っている可能性が出てきました!
ということは、死亡推定日時が大幅に変わってくる!
UDIで宍戸から渡された資料をみて、事件について考えている六郎(不用意過ぎるw)
東海林がそれを見て「かわいい~ピンクのカバ」と声をかけ「もらった絵だから誰のかわかんない」と返す六郎に、中堂がすごい勢いで掴みかかり「この絵を誰にもらった!この絵を持ってるのは犯人だけだ!」と詰め寄ります
そして、死亡日時がずれたことで、遂に容疑者が特定されます!
容疑者は、不動産屋・高瀬文人(尾上寛之)
げ!前回のビル火災の唯一の生存者じゃんかー!
遺体が発見された空き家に来た帰りに火事に巻き込まれたらしい
容疑者は近くにいた・・・
宍戸に「やり遂げました」と報告する高瀬(やはり高瀬と宍戸はつながりあり)
中堂は高瀬のもとへ向かいますが、高瀬は保管していた事件の証拠品を燃やし「殺されそうなので保護してもらいたい」と警察署にやってきたのでした
保護?は?