【ネタバレ】この子は邪悪のあらすじと結末をわかりやすく解説
本記事では、映画「この子は邪悪」のネタバレを時系列で整理、解説しています
結末まで知りたい人向けに、まとめています!
ちょっと長くなってしまったので、飛ばし読みしてもらえれば😅
2022年9月1日公開の映画「この子は邪悪」
早速、観にいってきました!
平日の18時台開始の回
観客の年代は高校生から60代くらいまで
男女比も半々くらい
まさに幅広い層が観にきている印象
導入:奇病の謎
奇病の人たちと仮面の少女
舞台は山梨県甲府市
奇病のただならぬ様子の人々が次々登場
プールを覗き込んで、水を求めているかのような男性
集合住宅の廊下を裸足のまま猿歩きする女性
ベランダの柵を舐める男性
もれなく無表情で虚ろな目で瞳孔開きまくりみたいな・・・😱
とあるアパートの一室に児童相談所の職員が2名やってくる
ノックをして呼びかけても誰も出てこないため、中に入ると
若い母親が座り込んで無言のまま無表情で指をモニョモニョ動かしていて
奥に座り込んでいた一人の少年が保護される
アパートから連れられて出てきた母子を写真で撮影する男子高校生・四井純(大西流星)
彼は、この奇病のような様相をみせる人たちの調査をしていた
なぜかって?
彼の母親が同じ症状だから😨
四井純が「ただいま」とオムツを買って昭和っぽさの残る自宅に帰宅すると
座り込んで虚ろな目でぼーっと水槽の金魚を眺めている母親
食事をつくっている祖母に「今日久しぶりに同じような人を見つけた、これで5人目」と報告するが、祖母は無言
あくる日、四井純は自転車で「くぼ心理療法室」の前を通りかかる
ふと足を止めて2階を見上げると、白い仮面をつけた少女がこちらをみている🎭
そして、そこにクライエントらしき帽子を深くかぶったロングヘアの女性がやってくる
純くん、そのままスルーして通り過ぎるとかメンタル強すぎwww
そこは腰抜かして、ご近所迷惑レベルで叫ぶところでしょ!
とりあえず、奇病の人たちはヤバいし、仮面少女はコワいし、映像も音楽も暗いし、ホラーとしてのつかみはOK👍✨
序盤:戻ってきた別人のような母
窪さん一家
窪司朗(玉木宏)は、自宅の一角で「くぼ心理療法室」を営んでいる
司朗には、2人の娘がおり、長女が花(南沙良)、次女が月(渡辺さくら)
窪一家は、5年前に全員で交通事故に遭っていた
母は意識不明のまま入院中
父・司朗は、神経損傷し今でも足を引きずっている
月は、顔に重度の火傷を負い、家から出られない(そして仮面つけている)
花も自分の希望で出かけた先からの帰り道での事故だったため、自分を責めて心に傷を負い、学校に行っていない
自宅の庭で、ウサギ🐰と戯れて過ごす花

いや待って
窪花の妹・月ちゃんの「仮面設定」が情報量多すぎてツボw
食事シーン、片手でシュッと浮かせてマッハで口に運ぶの何😂
もう家族の前くらい「仮面オフ」で良くない?
汁物とか事故確定じゃん
あと無駄に仮面のバリエーション豊富なのも愛おしい
「今日の仮面、優勝」とか思ってるのかな😂
仮面コーデでのおしゃれさん、推せるわ🩷
四井純と花
四井純は、また「くぼ心理療法室」にやってきて、洗濯物を取り込む花と対面
「君のこと知ってる」
「昔ウサギと一緒に遊ばなかった?」
「ここの家の人?」
と声をかけて、花に不審がられる(そりゃそうだ)
自宅に帰り「くぼ心理療法室」についてネット検索
祖母にも「くぼ心理療法室って知ってる?」と聞くが「知らないよ」とのこと
5年ぶりに母退院
そして、窪家の母・窪繭子(桜井ユキ)が、突然5年ぶりに意識を取り戻し帰ってくる
「花、月、ただいま」と涙する母
喜んで母に抱きつく月
「これからは家族みんなずっと一緒だからな!」と嬉しそうな父
しかし
花だけは、違和感と戸惑いを隠せない・・・
しかし、自分と母としか知らないエピソードを母が知っていたり、料理が母の味つけだったり、疑いつつも、次第に繭子を母親として受け入れていく
待て待て待てーい!
いやいや、母の顔、全っ然別人じゃん! 誰だよ😂
そりゃ娘も違和感しかないでしょーよw
そこへ追い打ちをかける父・司朗の「整形手術したからな」っていう雑な説明
「髪切ってきた」くらいのテンションで言われても😆
催眠療法

父・司朗の専門分野は催眠療法
クライエントの目の前で指で♾️を描きながら退行催眠を施す
四井純は、引き続き奇病の人たちの調査を続けていた
映画の導入で、児童相談所に保護された少年が自宅に戻ってきている
「もう大丈夫だからな」と少年の家から出てきたのは司朗
少年の心理的な治療を行なっていたと思われる
純は帰宅すると“窪司朗”でネット検索
司朗は『子供の幸せを守る会』の会長だった
窪家のウサギ🐰
窪家や司朗の心理療法室には、やたらとウサギ🐰がいる
ある日一匹のウサギが逃げ出して、花が家の外へと探しにいく
そこには、ウサギに懐かれてヨシヨシしている四井純がいた
このときはまさかね、これが伏線になっているとは思いもしなかったわ・・・😱
そして純は「僕と友達になってくれない?」と花に言い、2人は友だちになります
正直、序盤は、純=邪悪な子で、完全に黒幕候補だと思ってたわw
だって、人んちガチで張り込んで隠し撮り連発とか、やってること完全に不審者なのよ
しかも感情どこに置いてきたん? ってくらい無表情だし、地味に猫背なのがサイコパス味あって
極めつけの「友達になってくれない」は流石に震えたわ
え、友達づくりってストーカーから始まるシステムなの? コワ!! って震えてた
余談だけど、純くん役の大西流星くん、この役のためにチャリの練習したエピソードが尊すぎる🙏
この作品の舞台はわたしの地元なんだけど、こんなキラキラしたママチャリ学生いたら失神するわ
ダサジャージでウェーイ爆走が定番だろ?
中盤:少しずつ謎が明らかに
妹・月は亡くなっている?
親しくなった花は、純に母が5年ぶりに意識を取り戻して帰ってきたことを話します
「あのお面をかぶってたの誰?」と純に聞かれて、「妹なの」と答える花
そんな花に、純はスマホを差し出し窪家の交通事故の新聞記事を見せます
そこには、“妹・月の死亡が確認された”の記載が😱
こわいこわいこわいって
花がその話を父親にすると「いいかげんな記事だなぁ」と軽く流す
「それを教えてくれたのは、友達なの?」
「来月、月の誕生日パーティーに招待しようか」
純くん、行ったら危険フラグ・・・
母・繭子が妊娠
月の誕生日パーティーの日に、純は窪家にやってくる
窪家みんなでお出迎え、今日の主役の月はドレスアップして登場
月ちゃんのバースデー・パーティーの気合いの入り方よw
ドレスにティアラ…で、シルバーベースにラインストーン散りばめたパーティー仕様の仮面🎭
どこの仮面舞踏会なん😂
颯爽と現れた純くん、間髪入れずに「すごいかわいい」って
もはや全肯定bot?
絵に描いたような幸せ一家の誕生日パーティー
純は祖母と暮らしていること、自分は生まれた時から父はおらず、母はずっと体がよくないことを話す
そして、純のカメラで、窪家の家族写真を撮る
「もう一枚いいですか?」と、母・繭子のアップの写真も撮る純
そこで父から「いい知らせを伝えようかな」と
母・繭子の妊娠が知らされます
喜びに包まれる窪家と純
予定日は3月上旬
月が「占ってあげる」とタロットカードと取り出し「皇帝、男の子だ」と
母・繭子は別人なのか
花の部屋で2人きりになった時、純は母・繭子がいつ帰ってきたかを尋ねる
「5月に入ってすぐだけど」と花が答える
すると純は、「4月にくぼ心理療法室で母・繭子を見た」と言い出す
をぉーー!導入でチラっと出てきたロングヘアの女性が繭子だったの!?
花は、母・繭子が帰ってきた時に感じた違和感について、純に話す
「最初顔が違うって、別人じゃないかって」
純は、別人が母・繭子のふりをしているんじゃないか、そう思い込まされているんじゃないか、と考える
父の専門分野である退行催眠について調べた純
人の記憶を遡らせて心の奥にあるトラウマを消せるのだから、洗脳みたいなこともできるんじゃないか?と
しかし、花はありえないと反論する
「父に内緒でつくっていたプレゼントのことを、母が覚えていた」
「料理だって母の味だ」
そうなんだよね
ただ洗脳されて思い込まされているだけだったら、母の記憶や料理の仕方まで再現できない
でも、繭子も月も、どうやら本当の母や妹ではなさそう
そういうことだろう?謎だわ
純の母は司朗の患者だった
父・司朗は、帰ろうとする純を心理療法室に誘う
一旦は断る純だが、司朗から
「君のお母さんのことを知りたくて、花に近づいたんじゃないの?」
と言われて足を止める
心理療法室で古いカルテを出しながら
「6年前、確かに君のお母さんはここに来てたよ」と話し始める司朗
守秘義務とは?
「僕もここに来たことがありますよね」と純
「一度だけね」「診療中に庭で花と遊んでいたよ」と答える司朗
母のカルテを純に手渡す司朗
守秘義務とは?
司朗曰く
純の母は、強迫性障害とパニック障害と若年性認知症を併せ持って苦しんでいた
司朗は、複合的に絡み合った要因をなかなか取り除けずにいた
診療室の中には、ペットショップかのようなたくさんのゲージが置かれていて
そこにはウサギが入れられている
一匹のウサギをゲージから出すと、純に抱かせる司朗
「あったかいでしょ?」
「君のお母さんがここで最後に行った言葉、今でもはっきりと覚えてるよ」
「“私は純を愛している”」
そして、純を抱き寄せ「もうがんばらなくていいんだよ」「大丈夫だよ」と背中をさする司朗
無理! 純くん、司朗パパに完全にロックオンされて懐柔されてるじゃん!!(絶望)
察して!? お願いだから今すぐダッシュで逃げて〜!!
司朗は、ハンドベルをチリンと鳴らすと、純の目に自分の手をかざし指で♾️を描き出す
あ、純くんあっさり催眠かけられてもーた😨
疑う花と催眠にかけられた純
児童虐待についての講演会を行う司朗
「子どもは声を上げられません」
「愛する親から虐げられ、叫ぶこともできずに苦しんでいるんです」
「大人たちが本気になって命をかけて子どもたちを救いましょう」
その頃、花は父の心理療法室を調べていた
PCのロックは開けず、カルテをパラパラとめくってみる
リビングでうたた寝をする母・繭子の顔をじっと見つめる
繭子の目元のホクロをそっとティッシュで拭うと・・・形が崩れて描かれたものだとわかる
突然目を開けて、花の腕をガッとつかむ繭子
突然鳴り響く効果音〜😱ビクッとした〜😱
見開いた繭子の目、不規則にグルグル動く左右の眼球
うぇ〜👀気持ち悪いよぉ😱
ハッと我に帰る繭子
「どしたの花?」と何事もなかったかのよう
すぐに純に報告をするが、純は「ホクロなんて整形でなくなったんじゃないの?」と素っ気ない
母を怪しんでたのは純であり、退院する前に母を見たと言ってたじゃないか、と純を責める花
しかし純は「あれ、やっぱり見間違いだった」と言い出す
そして「花のお父さんがそんなことするはずない」と
あー、完全に洗脳されてるよー😨
純の鞄には、司朗からもらったチリンチリンと鈴の音がするキーホルダーがついていた
純の変貌ぶりに、唖然とする花
花、そのキーホルダーもぎとってまえ〜
純の洗脳が解ける
バスでお出かけする花
ピアノを演奏する母・繭子
司朗の催眠療法を受けている月
花が訪れたのは、母・繭子が入院していた病院
いや入院してたというより、まだ本物の母・繭子は入院中だったのだ!!
花は、純の前で「やっぱりあの人はお母さんじゃない!」と取り乱す
「ちょっと調べたいことがある」「もしかしたら全部つながってるのかもしれない」と言う純
市役所に行き、窪家の戸籍を確認する花と純
妹・月は、死亡により除籍となっていた
事故以降、月の顔をちゃんと見たことがないという花
月の顔を撮影するためのカメラを純は花に渡す
鞄についた四郎からもらった鈴のキーホルダーを捨てる純
「こないだは信じてあげられなくてごめん」と花に謝罪
解けた!洗脳解けたよ!!歓喜🙌
本物の母・繭子のいる病室にやってきた司朗は、そっと人工呼吸器を外す
本物の母・繭子が死亡
花は月の素顔を確認するために、夜中に月の部屋に行くが、階下で物音がしたため一旦部屋を出る
そして自室に戻ると、なぜかそこには月が・・・
日中に花が市役所でもらった戸籍謄本を握りしめながら、両目を見開き眼球がグルングルンしている
(残念ながら仮面着用のため、素顔はわからず)
その頃、純はネットで5年前に甲府市で行方不明になった小1女児鮫川愛華さんの記事を調べていた
そして、自分が調べていた奇病を患った人の中に、鮫川祐一という同じ苗字の男性がいることに気づく
(導入でベランダの柵をナメナメしていた男性)
司朗は、心理療法室で、妻である繭子の死亡届を書いていた
それを見た繭子は、驚いて混乱する
すると司朗は、繭子を抱きしめて、なぜかそこから激しいキスを交わすという・・・
え?ラブ突入💘で黙らせるの?
そこ催眠をかけるとこじゃないの?
ってことは、この偽・繭子は、催眠のせいではんく、承知の上で繭子をしてるってこと?
終盤:怒涛の展開
純が司朗の手によって・・・
花の母・繭子も妹・月も別人、純の母や街の様子がおかしい人々はも、司朗が関わっていることが濃厚になってきます
純が帰宅すると、自分の家に司朗がいて、しゃがみ込む母と向かい合っています
「何してるんですか?」と尋ねる純
「診察だよ」と答える司朗
「やめてください」と拒む純
「どうしたの?」と優しく問いかける司朗
ここで何と答えるか、完全に運命の分岐点すぎる😨
相手は実の妻を手にかけちゃうような、サイコパスパパだよ!?
ここで間違えたら、マジで退場フラグ立ちそう・・・
お願い純くん、司朗パパのご機嫌を損ねずに、切り抜けて〜🙏
「お母さんをこんな風にしたの、あなたなんでしょ?」
「全部わかってるんだ!」
奇病を調査したノートを突きつける純
司朗は、純が調べた奇病の人たちについて、説明をする
奇病の人たちは、みんな自分の子どもを虐待していた
だから司朗が、“ある療法”を施すことで、子どもたちを守ってきた
純も母親からひどい虐待を受けていたため、純の記憶に蓋をして、母に“ある療法”を行った
「嘘だ!全部作り話だ!僕も花のこともだましてる」
ストーップ!だめだーって!
純くん!今退場フラグが立ちまくってるから!
司朗は、ポケットからお得意のハンドベルを取り出して鳴らすと、純に催眠をかける
退行させて母親の記憶を呼び戻す
怒鳴られ叩かれひどい虐待を受けている少年の頃の純
そして純を抱き寄せて「つらかったね、私がいるからもう大丈夫」と頭をなでる司朗
純くん、このまま、うまくやり過ごしてくれ・・・
「黙れ!お母さんは悪くない!あんたが全部悪いんだ!」
司朗につかみかかる純
「花のお母さんだって月ちゃんだって、全部あんたが何かしたんだろ!?」
「そんなの全部偽物だろ!」
「花だってそう思ってる!!」
これまで穏やかだった司朗の表情が険しく変化する
ぎゃあぁーー!! これ、やっちまったなーー!!
約束の時間になっても現れない純を心配して、純の家にやってきた花
チャイムを鳴らすと祖母が出てくる
「純くんはいますか?」と花が尋ねると、「純のこと何か知ってるの?」と逆に聞き返される
「え?純くんに何かあったんですか?」
「私、窪と言います」と花が名乗ると、「窪・・・」と何か思い当たったのか祖母は花を家に中に通す
そこには
母と同じように、座り込んでうつろな表情をした純が・・・
白目は赤く充血し、瞳孔バーン開いたみたいな真っ黒な瞳
意思疎通はもちろん図れない
おいマジでやってくれたな💢
純くん、不憫すぎるー😭
その催眠用ハンドベル、いますぐメルカリで売ったろかーー!!
窪繭子の真実
4月に「くぼ心理療法室」を訪れていたロングヘアのクライエントは、やはり偽物の繭子、名前は美崎ユリエだった
司朗は、ユリエに自分の家族のこと、5年前の事故のことを話して聞かせる
「人はみんな一人では生きられません」「手を繋ぎましょう」「一緒に傷ついた魂を癒して行きましょう」
そういって、ユリエの手を握り、髪をなでる
司朗パパの「自分を救世主だと思い込んでる全能感」が致死量を超えてて、うぅ🤢
別の日
保育園児たちが公園で遊んでいる姿を、遠くから見つめているユリエ
「美崎さん、奇遇ですね」と車を降りて近づいてくる司朗
ユリエの鞄には、鈴の音がするキーホルダーがついている
車の中で話をする二人
ユリエは、自分の子どもにもう近づくなと言われているため、遠くから見つめていた
ユリエの気持ちを受け止めて共感する司朗
思わず涙ぐみながら、ユリエは、実は自分は息子にひどいことをして離婚することになり、息子と会えなくなってしまったことを告白する
息子を愛しているのに、自分を抑えられない、と泣きながら訴えるユリエ
司朗はユリエを、妻・繭子の病室へと連れて行く
そして「どんなことをしても、娘と家族を守ろうと誓った」
「自分の子どもを虐待してきたあなたに、その気持ちがわかりますか?」
と詰め寄る(そしてたぶんユリエに催眠をかけている)
そしてお決まりの催眠ハンドベルをポケットから取り出して、チリーンと鳴らし
意識不明で眠る妻に、指を♾️に動かして退行催眠をかける(意識なくてもかかるのか?)
病室の椅子で目を覚すユリエ
ユリエの中身は、妻・繭子に替わっていた
自分の体が病室のベッドに横たわっているのを見て、息を呑むユリエの体の繭子(ややこしい)
司朗パパ😓「大丈夫、落ち着いて」って
なにが大丈夫で、何が落ち着いてなのか教えてw
そして、繭子はユリエの姿で、自分の家に戻ってきたのだった
なるほど
偽・繭子だと思っていた人は、外見だけユリエなだけで、中には本物の繭子だったわけね
だから、繭子しか知らないことを知っていたり、料理の味も同じだったわけだ
真実を知った花
変わり果てた純の姿を見て、花は父・司朗に詰め寄る
「純になんか変なことしたんでしょ!?」
「あの人だって本当のお母さんじゃないんでしょ!?」
そこに母・繭子と妹・月もやってくる
花ちゃんにも危険フラグ!?と思ったけど、母と妹が合流したため危険度ダウン
花は月の仮面を剥ぎ取る
その顔は、月ではなく、純が調べていた5年前に行方不明になった少女・鮫川愛華だった
司朗は花に本物の家族であることを信じてもらうため、真実を伝える
退行催眠で0歳以前の母体の中で魂を宿した状態にすると、魂が不安定になる
不安定になった魂は肉体から乖離させることができる
「繭子も月も本人だよ、入れ物が変わっただけだ」
司朗パパ、ついに理論が「スピリチュアルの向こう側」へ突き抜ける〜w
この映画「世にも奇妙な物語」だったっけ😅?
「本当に偽物だなんて思うの?」と母に情で訴えられてしまい黙り込む花
奇病の正体

まだまだ終わらない司朗の告白
この後、衝撃の一言が・・・
往診用のバッグを持ってきて、そこから一匹の黒ウサギを取り出す
黒ウサギを抱っこしながら、花に見せて
「純くんだよ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?
・・・・・・いや、ウサギィィィィィィ!!!🐰
意味がわからない!1ミリも理解できない!
「入れ物が変わっただけ」って、そういうこと!?
さすがにイリュージョンすぎるだろw
花の元まで跳ねてきて、何かを訴えようとする黒ウサギ
その時、ケージの中の一匹のウサギが激しく動き出す
ケージの中から、そのウサギを取り出す司朗
「純くんの母親だよ」
そう、花の家から出ていってしまったあのウサギ
花が探しに行って純と友だちになったきっかけのあのウサギ
あのウサギが純に懐いていたのは、中身が純の母親だったからなのだ
虐待する親に催眠治療を施していたという司朗が実際に、何をしていたか?
虐待する親とウサギの魂を入れ替えていたのでした
そして、交通事故によって月を失いかけた時
初めて人間と人間の魂(月と虐待を受けていた鮫川愛華)を入れ替えたそうです
「その子は、月の体になって死んじゃったってこと?」と尋ねる花に
「月を救うためだよ」と何の葛藤もなく答える司朗
「純は?」(そうだそうだ、純は悪いことしていないぞ)の問いには
「彼は、俺たち家族を壊そうとしたんだ」と
家族を守るためながらなんだってやる、というのが司朗の信念
「妹や母が帰ってきて、幸せじゃなかったか?」と聞かれて、気持ちが揺れる花
純の祖母登場
「もうやだ!そうまでして生きてたくなかった!幸せになってなれない』
遂に妹・月の感情爆発!
逃げ出そうとする月を捕まえて、落ち着かせようとする司朗
その時、引き戸がスーッと開いて入ってきた人物が、漬物石?で司朗の後頭部をぶん殴る
その人物は、純のおばあちゃん!
おそらく司朗の話を聞いてしまったのでしょう
「純!」「理沙(純の母の名前)!」とウサギにかけより、黒ウサギになった純を「純!純!」と抱きしめます
おば〜ちゃ〜ん😭
娘も孫もこんなことになってつらいよね〜😭
が!司朗が反撃して漬物石?で祖母を殴り返す
それだけでは止まらず
祖母に馬乗りになり石を何度も振り下ろし
もう息絶えているだろう祖母をさらに素手でボッコボコに殴る
(直接は見えないように描写されていました)
待て待て!残虐なバイオレンスシーンな上に
司朗のキャラが迷走してないか!?
さっきまで「魂を乖離させて〜」とか「入れ物が変わっただけ〜」とか、スピリチュアル・サイコパス気取ってたじゃん!
いきなり物理的に殴り出したんだけど、どういうこと!?
月のとった行動
「みんなを守るためだよ、わかってくれるだろ?」
「お父さんの気持ちわかるだろ?」
震えて声が出ない花
父に近づいて行く妹の月
「ありがとう、月はわかってくれるんだね」と月を抱きしめる司朗
ところが
「もういい、もうやだ」と月はナイフで司朗の腹を刺す
「どうして?こんなに愛しているのに」と月の行動が理解できない司朗
自分自身のことも刺そうとした月を、「月は何も悪くない」と花が止めます
花は近づいてくる司朗を「来ないで!」と拒み、「私が月を守る」と言います
ここにきて、まさかの伏兵・月ちゃんの渾身の攻撃!!
かわいい仮面少女だった月ちゃんが・・・
外見は変わってしまったけれど、姉妹の過ごした日々はちゃんと絆になっていたんだね😭
父・司朗の最期
息も絶え絶えになる司朗
泣きじゃくりながら、救急車を呼ぼうとする繭子を、司朗が止めます
そして、自分が純の祖母を殺害した後に、自分で命を絶ったと警察に言うようにと
繭子の腕の中で「俺が間違っていたのかなぁ?」「ごめんな、月、花」と娘たちに謝罪
「みんなで一からやり直すんだ、幸せな家庭をつくるんだよ」
最期に繭子に「抱きしめてくれ」と頼み、繭子に抱き抱えられながら司朗は亡くなります
最期の最期で改心したのか・・・司朗パパ
と思いますよね?
・・・ところがなんですよ
それから時が経ち

司朗がいなくなった心理療法室から、たくさんのウサギたちが逃げ出していきます
誰もいない四井純の家に、純と母親(の魂が入ったウサギ)がピョコピョコと帰ってきました
(あれ、純と母のボディの方がいなくなってるのは何故)
時が経ち、繭子は出産
家の庭のテーブルで、繭子、男の子の赤ちゃん、花、月で、ティーパーティ☕️
もう月は仮面をつけていません
父を殺害してしまったことを、気に病んでいる月に「幸せになろうね」と声をかける花
赤ちゃんをゆりかごに寝かせて、デザートをとりに家の中に入って行く繭子
美味しそうなタルトを持ってきて、母と娘たちに笑顔が溢れます
そんな傍でゆりかごに寝ている赤ちゃんが、笑いながら指を♾️に動かしていたのでした・・・
【この子は邪悪・完】
反省しているかと思いきや、まーた司朗パパやらかしてました!!
死に際に、自分に退行催眠をかけて、自分の魂と繭子のお腹の中の胎児の魂を入れ替えたわけ
・・・・・・・・・は?
ちょ待てよ!司朗、お前マジでどこまで行くんだよ!!w
「自分の腹を刺されたから、次は胎児の入れ物にお引っ越し☆」じゃねーわww
繭子への「抱きしめてくれ」も自分と胎児の距離を近づけるためだったとは、もはや最低通り越して清々しいわ
タイトルの「この子は邪悪」の“この子”は、司朗の魂が入った赤ちゃんってことで解釈OK?
もうね、魂の入れ替えが「ちょっとコンビニ行ってくるわ」くらしの軽さで連発されるから、トランスファーのインフレ状態で結末を迎えたのだったw
感想①:四井純について語る

もー、あまりに不憫すぎるので、四井純くんについて、語ります
改めて純くんについてまとめると
- 生まれた時から父親がいない
- 母から虐待を受けていた
- 母をウサギにされてからは祖母と母の面倒をみていた
- 真実を追求しようとしたらウサギにされた
- ウサギになった自分の目の前で祖母を殺害された
- 時が過ぎて、花にも忘れられている?
純くんの人生、ハードモードなんてレベルじゃないんだけど😭無理ゲーすぎ
救いようなくて、しんどい
純くんを演じる大西流星くんが、かわいらしい容姿をしている分、余計に切ない
四井家は、みんな感情を表現するのが苦手だと思うの
純くんも、基本的に、表情が乏しかったり、話し方がモノトーンだったり
大人しくて抑えめだった純が、ついに自分の感情を激しく表に出した瞬間
・・・ウサギにされるっていうね🐰
誰か、純くんウサギを大切に育ててくださいと祈るばかり🙏
感想②:この設定を受け入れられるか
この映画を楽しめるかどうかは、この設定を受け入れられるどうかも大きい気がします
観客の常識が、イリュージョン展開に耐えられるかどうか
前半の「謎解きピーク」は最高にワクワクした☺️
最初は、正統派なサイコ・ミステリーだったはず・・・
「あの奇病の正体は何? 現代医学の闇?」
「月ちゃん、なぜその仮面? どんなトラウマを隠してるの?」
「別人の母……この女、一体どこから来た?」
謎のパズルを一つずつ解いていく感覚
あの時は間違いなく、わたしは、司朗の掌の上で最高に心地よく転がされていたw
そして迎える後半戦
催眠療法という言葉の定義を宇宙の彼方へ放り投げ、魂の入れ替えというイリュージョン展開へ
わたし的には、もう純粋なホラーとかミステリーとして観るのは厳しかったかも
でもね、司朗パパによる、命がけのホラー・エンターテインメントとしては十分に楽しめましたw
結局のところ、この映画は司朗の狂気に「理屈」で挑むのではなく、「そうきたかw」という心で楽しむのが正解のような気がしました
わたしは、司朗に近い仕事をしてるから、細かいところまでいろんなことが、「ありえないっしょw」って目についちゃったのも、入り込めなかった理由かもしれない
感想③:玉木宏の窪司朗
玉木宏の芝居が作品の支柱
この作品が、ホラー映画として成立しているのは、窪司朗を演じる玉木宏さんのお芝居の力が大きいと思う!
もしスキルのない俳優さんが演じていたら、下手すれば深夜のB級コメディ・ホラーになりかねないほどの設定だしねw
玉木さんの凄いところは、「正常」と「異常」の境界線を、こちらが気づかないうちにスルスルと越えていくグラデーションの表現
あの低音ボイスと端正な顔立ちで「家族愛」を語られると、一瞬「いいお父さんなのかな?」と錯覚してしまう
でも、ふとした仕草や言葉の端々に、とてつもない「自己愛」と「サイコパス味」の泥沼が見え隠れする
あのバランス感覚は、まさに職人芸👏
窪司朗という人間
窪司朗は、虐待から子どもを守ることに執着していて、幼少期に何かあったんか?ってくらい徹底している
でもその守り方が、とにかく独善的で気持ち悪いw
相手の立場に寄り添って守るんじゃなくて、自分の考えややり方は正しいと信じて疑いもしない
まさに、相手不在の、究極の自己中心的セラピー
あの笑顔の裏から滲み出る「自分は絶対に正しい」という狂気は、司朗自身が全く「悪」だと思っていないからこそ、より一層こちらの肌を粟立たせます
交通事故がきっかけで暴走が加速したとはいえ、「あ、この人、事故の前から絶対ヤバい素質あったわ……」と確信させる玉木さんのお芝居に、ほんとスタオベ👏
「全体的には愛がテーマの作品です」
四井純役の大西流星くんが、この映画の宣伝で「全体的には愛がテーマです」って言ってたんだよね
それで、この作品を鑑賞後まず思ったのが
「いや、司朗の自己愛がデカすぎて、他の愛が全部かすんでるわ!!」
でしたねぇ😂
虐待についても触れながら、親子愛、姉妹愛についても描かれていたけど
もし、これから鑑賞する方がいらっしゃったら、あなたは鑑賞後にどの「愛」をもっとも感じるか、お楽しみください☺️
「この子は邪悪」キャスト
南沙良(窪花・役)

なにわ男子・大西流星(四井純・役)

桜井ユキ(窪繭子・役)

玉木宏(窪司朗・役)

主題歌:「悪夢のおまけ」 ゲスの極み乙女。

悪夢のおまけ

